あまりの演奏技術の高さに、悪魔に魂を売ったと噂されたヴァイオリニストパガニーニの紹介です。
超絶技巧でも知られ、いろんな作曲家が影響を受けています。
パガニーニの紹介
イタリア出身1782年生まれのニコロ・パガニーニ
学校の音楽の時間ではあまり取り上げられないかも知れないので、知名度はあまりないと思われる隠れた天才です。
一般的には知られてなくても、クラッシック音楽が好きな人には有名です。
超絶技巧で知られるリストが、「ピアノ界のパガニーニなる」という逸話もあります。
パガニーニは映画にもなりました。
愛と狂気のヴァイオリニスト
映画の名シーンです。
ネタバレになるので映画をじっくり見たい方は飛ばしてください。
デイヴィッド・ギャレットというドイツ出身の演奏家が演じてます。
普段のヴァイオリンではあまり聴き馴染みのない、ピチカートやハーモニクスなどの奏法が見れます。
曲名 Caprice 24
デイヴィッド・ギャレットの演奏で「ラ・カンパネッラ」
24の奇想曲のメタルギターバージョン。
こちらもかなりかっこいいです。
リストがピアノに編曲した「ラ・カンパネッラ」
こちらのアレンジの方が有名かも知れません。
残されていない楽譜
パガニーニの映画でも描かれていますが、かなりの変わり者です。
わざと演奏中にヴァイオリンの弦を1弦から順番に切っていって、4弦のGだけを残して、4弦だけで最後まで演奏していたという逸話もあります。
パガニーニの時代は著作権が十分に確立しておらず、盗作や演奏技術を真似されるのを嫌がったパガニーニは、自分で楽譜を管理していたみたいです。
オーケストラ(楽団員)にも、本番の数日前から数時間前まで楽譜を渡さなかったり、演奏が終わると、楽譜を全部回収していたそうです。
パガニーニは死の直前に楽譜を焼却処分してしまった為に、現在ある楽譜はパガニーニの演奏を聞いた作曲家たちが書き起こしたものだそうです。
なので、24の奇想曲(24のカプリース)とヴァイオリン協奏曲の2枚のCDアルバムを聴くと、パガニーニのほとんどの曲が聞けることになります。
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