作詞と作曲の順番は、どちらがやりやすいのか解説します。
曲先、詞先という言葉もありますが、この記事を読んで自分のやりやすい方法を見つけて下さい。
作詞作曲の順番
一般的には、作曲が先の曲先がほとんどです。
音楽なので、楽曲ありきで、詞があります。
しかし、演歌は、詞の世界を大事にしているので、詞先が多いと言われています。
逆に、映画音楽やドラマやゲーム音楽などのBGMは映像があって、そこに音楽をつけます。
音楽も詞(言葉)も抽象度を上げれば、同じ言語です。
音楽で自分の世界観を表現しやすい場合は音楽から作り、詞の世界を表現したい場合は、詞から作り、そこに音楽をのせれば良いでしょう。
では、作詞作曲の初心者はどちらから作れば良いのかと言うと、先に曲を作って、その曲のメロディーに詞を書く方がやり易いです。
ということで、作曲のやり方は過去の記事を読んで頂き、これからは作詞講座を始めます。
作詞の始め方
先に学曲がある状態を想定して解説します。
曲は自分で作っても良いですし、バンドメンバーなど他人が作った曲でもどちらでも良いです。
曲を作る時にも、「こんな曲が良い」と思いながら作ります。
作詞作曲を一人ですると、一貫した世界観のものが作れます。
しかし、他人が作った曲に詞をのせると、いい意味で作曲者のイメージと違うものが出来るので、それも面白いと思います。
直感で作詞する方法
直感は大事にした方が良いです。
何かひらめいた時は、メモを取る癖を付けていた方が、アイディアが枯渇しません。
それでは、直感で作詞する方法です。
歌詞のついてない、イントロからアウトロまでアレンジされた曲を聞きながら、曲のイメージから頭の中に浮かび上がったキーワードをメモに残しておきます。
その出てきたキーワードから、仮の物語を作ります。
歌詞の内容は作り話でも大丈夫です。
音から光に変換する、光共感覚を鍛えます。
世の中に出ている、映画、小説、アニメ、ドラマ、漫画、ゲームは、ほとんどが作り話です。
例え、実話だったりや作り話でなくても、盛ってます。笑
初めて作り話を書くのには、抵抗感や恥ずかしさがあると思いますが、慣れの問題ですので、数をこなして乗り越えてください。
注意点としては、メロディーの音数は意識して下さい。
メロディー譜があれば、楽譜に歌詞が書き込めるので、文字数が確認できます。
メロディー譜がなければ、「○○○ ○○○○~~~」と、「マル」の数で音数がわかるように、ノートに書きます。
後は、仮の物語に沿う内容のキーワードを、その「マル」に合う文字数の言葉を当てはめていくだけです。
その時に、使いたい言葉があるのに、文字数が合わない時があります。
そんな場合は表現を変えていきます。
もしくは、メロディーの音数を増やしたり減らします。
例えば、「りんご」と言いたい時に、「りんご」を他の表現で言えば、「甘酸っぱい赤い果物」などフォルムで表現したり、英語にして「アップル」と言ったり、いろんな視点で、物を観ます。
自分の好きな曲の歌詞をよく見ると、いろんな表現方法が使われています。
ただなんとなく歌っているだけでは、歌詞の意味に気付かないことが多いです。
自分の好きな曲の歌詞を意識に上げるだけでも、作詞は上達して行きます。
今回のこの方法で歌詞が書けない方の方は、次の記事から今回はとは違う方法で解説する歌詞の書き方を参考にして下さい。
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