論理的思考をすることで問題を解決していく

日常会話をしていて、「なぜそういう考えになった?」と感じることがよくあります。

論理的思考とは、A地点からB地点までの道筋を立てることです。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますが、この話を聞いたことが人に、どういう話なのか聞いてみると、論理的な回答が変わってきます。

とんでもない発想をする人に、「なんでそう考えたの?」と聞くと、だいたい「なんとなく」と答えます。

直感で行動しても、偶然うまく行ってしまうこともありますが、「なぜ?」という理由付けは大切です。

「筋が通す」というのも、論理的思考と同じようなことです。

ただ、面白いのは、脳はすぐに「作話」をしてしまうところです。

「なんで?」と聞かれれると、作話を勝手に始めてしまいます。

悪意はないのですし、後で「なんであんな発想をしたんだろう」と考えても、脳の特性なので、答えが出てこないことがあります。

そこを、そのままにするか、じっくりと修正するかで、脳の使い方が変わってきます。

出てきた理由を、自分で自分を疑います。
これを他人にやると、嫌われますが、誰を育てたい時は、答えを教えるのではなく、考え方を教えると、応用が効くようになります。

 

脳は過負荷を与えないと鍛えられません。

例えば、ネガティブな感情が出てきたとして、ネガティブを「良い」「悪い」で判断していたとします。

なぜ、「良い」「悪い」と判断しているのか論理的思考をします。

そうすると、常識という社会的な抑圧が見つけられたりします。

 

多くの人は、考えることをすぐにやめてしまいます。

一流プレイヤーと一流コーチの違いは、論理的か論理的ではないかの違いです。

一流プレイヤーは、なんとなく上手く行き、自分だけは上手くことが多く、説明ができません。

一流コーチは、説明や論理立てが上手なので、多くの人を導けます。

 

自分の考えは正しいと思い込んでいるので、そもそも、疑う機会が少ないです。

そういう時は、他人と会話をしたり、相談するしかないです。

話を聞いてもらっただけで、問題解決をしてしまう時もありますが、アウトプットをしながら、論理的に情報処理をしてしまうことが理由だと思います。

 

まずは、問題を見つけることから始まります。

そして、問題解決ができるように論理的に考えましょう。

「良い」「悪い」などの感情的に、答えを出すのではなく、ロボットやAIが理解できるように機械的に考えてみると、違った導き方ができるかも知れません。

 

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