首に問題を抱えている方は、是非試してもらいたいことがあります。
慣用句に、「首を長くする」という言葉があります。
「首を長くする」とは期待して待っている状態のことを指します。
例えば、ロックバンドのライブコンサートで、会場が暗転し、SEが流れ始めた瞬間に、席に座って居た観客が一斉に立ち上がります。
この時、この後の楽しい時間に期待し、首が長くなっている状態です。
首と聞くと、頸椎だけが首のように思えますが、第一頸椎から尾てい骨まで首であり、背骨です。
この状態で身長を測れば、「1㎝」ぐらいは簡単に伸びます。
さらに、この伸びた状態で、左右を向けば、首の可動域が広がっています。
首・背骨が伸びる時は、驚いた時にも、起こります。
大げさに驚いて、「えぇ~~」とやってみて下さい。
背骨が「ピンっ」と立つのがわかると思います。
この背骨が、ピンっと立った状態を日常で維持できるのが理想です。
時間がある時は、何か楽しみで期待して首を長くして待った時のエピソードや、嬉しいことや何か発見した時の驚いた時のエピソードを使って、背骨を伸ばしましょう。
後は、表情だけでも、同じことが出来ます。
驚いた時の顔や、笑顔を作って、その表情筋を上に引き伸ばすしていく感じです。
笑顔だったら、頬の筋肉を上に上げて続けて行くと、背骨もそのまま立ち上がります。
次に試してもらいたいことがあります。
「借金で首が回らない」という言葉もありますが、借金で辛そうな表情で顔が曇っていれば、文字通り、首が回らなくなります。
不安そうな顔や、しかめっ面をして、左右や上下に頭を動かしてみて下さい。
その後に、顔を笑顔にして、頭を動かしてみて下さい。
可動域や動かしやすさが、全然違うことに気付けます。
腰痛の人は、顔しかめっ面にしてから、「いててっ」と言いながら椅子から立ち上がったりしてますが、しかめっ面で筋肉を硬直させてから、身体を動かすので、余計痛みが出ます。
顔を、笑顔を作ってから、立ち上がってみると、スッと立てたりするので、試してみて下さい。
笑顔もトリガーにして、気功を行う時はもちろんのこと、瞑想、クンダリーニ、センター、大周天をやると、より効果的です。
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