初心者でも出来る作曲の仕方です。
この順番で始めれば、作曲のカラクリがイメージしやすくなると思います。
曲のテーマを決める
テーマ無しに作品作りは大変かも知れません。
テーマとは、行動や創作などの基調となる考えです。
曲のテーマの前に、自分の音楽活動のテーマも重要になってきます。
これも一種のゴール設定です。
仮のゴールで構いません。
アルバムごとでも構いませんが、何を表現したいのか?というテーマがないと作品がぶれまくります。
「和風」がテーマだったり、「恋愛」がテーマだったりと、自由ですがテーマは必要です。
これは自分の為でもありますが、お客さんの為でもあります。
誰か他人に共感してもらいたいのであれば、「わかりやすさ」は必要です。
ここが芸術の難しいところです。
とはいえ、大衆向けではなく、わかる人にわかってもらえればOKです。
このブログもわかってもらえる人に向けて書いてます。
大衆向けだと、コアなファンが付きにくいです。
ビジネスとして音楽活動をするなら、この考えは必要です。
音楽業界で言われているのは、「2000人」のコアなファンがいれば、インディーズでも食べていけると言われています。
仮に1%の確立で(百人に一人)お客さんがファンになる可能性があるなら、少なくても、20万人以上に知ってもらう必要はあります。
どうやったら20万人もの人にアピールできるかは、宿題として考えておいて下さい。
効率の良い作曲の順番
作曲の順番というのは、Aメロから作るとか、イントロから作るなどの話です。
結論から言うと、「サビ」から作ります。
コース料理で例えるなら、メインディッシュです。
メインディッシュに向かって、前菜やスープがあります。
少し商業的な話になりますが、1日1曲も作曲出来なければ、音楽で食べて行こう思うのはやめるべきです。
アルバム1枚作るのに70~80曲から厳選して製作にかかります。
アーティストは自転車操業のようなところもあり、走り続けなければすぐに倒れます。
お客さんはすぐに飽きます。
毎回ライブでやらないと、お客さんから怒られる曲もありますが、新曲も必要です。
作曲が好きでもないのに、プロになろうなんて思うのは人生を無駄にしてしまいます。
作曲とは、メロディーラインだけではなく、アレンジやソロも作曲に入ります。
クラッシック音楽のように、ただ譜面を追うだけでは、使い物になりません。
ここで、ミュージシャンタイプとアーティストタイプに分かれます。
ミュージシャンタイプは、とにかく演奏が好きな人です。
アーティストタイプは、作品作りが好きな人です。
損得勘定を抜きにして、好きな方に打つ込めば、無駄が省け、プロレベルに近づく時間も短縮できます。
バンドには、ミュージシャンタイプとアーティストタイプに人間の両方が必要です。
自分がどちらのタイプなのかわかれば、メンバー探しも楽になります。
なぜサビから作るのか?
曲の作り方は
イメージ→作曲→作詞→アレンジ
の順番が作りやすいです。
作曲の方法を細かく見ていくと、とりあえず1コーラスだけ作ります。
1コーラスとは、「Aメロ」「Bメロ」「サビ」のことです。
仮にAメロから作ると、Aメロで盛り上げすぎてしまい、メインディッシュのサビがしょぼく感じることがあります。
イントロから作曲する人もいますが、全体像が見えてないと最後までたどり着かない人が多いので、あまりおすすめ出来ません。
なので、一番盛り上げたいサビから作り、Aメロを控えめに作ると、差が生まれ、躍動感が出てきます。
1日1曲作曲できなければ、音楽の道は諦めた方がいいという話をしましたが、1日1曲とは「Aメロ」「Bメロ」「サビ」の1コーラスのことです。
この1コーラスは、コード進行とメロディーだけです。
アレンジは別の作業です。
曲の良し悪しはアレンジに掛かっています。
歌モノのメロディーは基本「単音」です。
その単音を引き立たせるのがアレンジの力です。
なので、1コーラス作ってみて、アレンジをしたらかっこよくなりそうなものに時間を使います。
それまでは、たくさんの数の1コーラスを作り続けましょう。
次の記事でコードから作曲する方法について詳しく解説します。
コード理論(音楽理論)を学習しましょう。
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