曲が思い浮かばない時は、とりあえずのコード進行を探してきます。
そして、コード進行が決まってからの方法をお伝えします。
作曲に必要な機材
まず、作曲に必要な機材から解説します。
ピアノ(キーボード)かギターなど、コードが鳴らせる楽器が必要です。
DTMが得意な方はコードをPAD系の音色で打ち込んで下さい。
DTMとは「デスクトップミュージック」の略で、主にパソコンのソフトの総称です。
ここで2つのやり方に分かれます。
一つは、手書きでどんどん譜面を書いたり、DTMにMIDIデーターの音符を打ち込んでいく人です。
もう1つは、とにかく録音して、後で耳コピなどしてコード譜や楽譜に落とし込む方法です。
自分のやりやすい方法を見つけて下さい。
作曲の順番
今回説明するのは、手書きで譜面を書いたり、DTMに音符を打ち込んで行く方法です。
その1
最初にコード進行を決めます。
曲によりますが、8小節分あると良いと思います。
作曲の順番は、
サビ → Aメロ → Bメロ
が理想です。
Bメロが無くても大丈夫ですし、CメロやDメロまで作っても大丈夫です。
ただし、コード進行とメロディーだけです。
作曲で重要なことは、どんな曲を作りたいのかイメージが必要です。
イメージがあるのとないのとでは、同じコード進行でも違って聞こえます。
例えば、ロック調やポップ調やバラード調などです。
その2
次に曲のテンポを決めます。
曲調にあうテンポはある程度決まってます。
あとはアレンジ次第なので仮のテンポでもよいのでテンポを決めて下さい。
パソコンを持っている人は、DTMソフトに打ち込めばよいだけですが、パソコンがない人に必要なものを書きます。
- メトロノーム
- スマホ
- ICレコーダー
- ピアノかギター
この4つがあればなんとかなります。
スマホは録音に使います。
スマホのアプリでメトロノームがあるので本当は使いたいのですが、同時進行が難しいと思うので、単体でメトロノームがあった方がいいです。
その3
テンポとコード進行が決まったら、白玉でコード進行を弾きます。
この時に、メトロノームで4打ちのカウントを鳴らしながら、白玉のコード進行をピアノかギターで弾いて録音します。
白玉で鳴らす理由は、バッキングなどリズムパターンを入れてしまうと、自由なメロディーが出てきません。
アレンジも単調になってしまうので、後でリズムパターンは考えましょう。
DTMをお持ちの方は、PAD系の音色でコードを打ち込みましょう。
音色で曲のイメージも固まりすぎてしまうので、なるべく自由な発想が出来る方がたくさん曲が作れます。
絵画で言えば、下書きの補助線のようなものです。
その4
出来上がったコード進行にメロディーを入れる。
パソコンがない方は、スマホにコード進行とメトロノームのクリックを鳴らしたものを録音し、そのスマホで録音したものを再生しながら、ICレコーダーにメロディーを入れて何度も録音します。
メロディーは、鼻歌でもいいですし、ピアノやギターでメロディーを弾いて録音してもよいです。
録音する理由は、いいメロディーが思い浮かんだと思っても、すぐに忘れてしまうからです。
それと客観的にメロディーが聴けます。
この作業をAメロBメロと続けます。
そして、1コーラスのコード進行とメロディーだけの原曲を作って行きます。
パソコンがない人は、がんばってお金を溜めてパソコンとDTMソフトを手に入れましょう。
パソコンは、MACかWindouwsのどちかが良いかというと、MACの方が良いです。
ただ、データーのやり取りする相手がいるなら、同じものを買った方がデーターのやり取りが楽なので、データをやりとりする相手はなんのDTMを使っているか聞いた方が良いです。
1コーラス原曲だけなら、手軽に作れます。
一昔前は、YAMAHAからQYシリーズというシーケンサーのハードタイプの打ち込み機材が便利でした。
QY100など、中古で探せばヤフオクなどで、まだあります。
現在はほとんど企業側がパソコンに移行してしまっているので、長いこと音楽活動をするなら、パソコンは必要です。
次は1曲完成させる為にアレンジ方法と必要な知識を解説します。
気功メニュー表
YouTubeチャンネル開設
はじめての気功講座
経験者向け気功講座