気功で稼ぎたいです。
というようなご相談を受けました。
事の初めから書きますと、将来は仕事をやめて気功師になりたいというところから始まります。
私のところでは、メインにセルフヒーリングを教えています。
開業の方はあまり薦めていません。
気功師養成講座も用意してはありますが、セルフヒーリングでは飽き足らず、他人もヒーリングしてみたいというレベルに来て、初めて気功を仕事にしてみよう、という流れになれば良いと思っています。
仮に、気功を仕事にできたとしても、兼業で良いと思います。
あと、講座を受けられる方は、すでに、似たような仕事で開業されている方が多く、ゴールがあるので、スムーズなのですが、今から始めたいという方には、一応止めます。
頂いた文章を読むと、コロナの世界で、遠隔でできる気功が役に立ちそうという、発想に感じました。
相談者の方は、コロナ下で不安が募り、IQが下がってしまって、正しい判断ができていない状態なのだと思います。
よくあることですが、職業がゴールになってしまっている方がいます。
それだと、小学生が将来なりたい職業アンケートに答えている感覚です。
夢がぼんやりした夢のままでは、ゴールにはなりません。
夢は現実と見間違えるほど、鮮明で手触りがあるぐらいのゴールをイメージしましょう。
相談者の話に戻りますが、ちょっと残念だな、と思ったのは、どんな学び方をすればよいですか?というようなご質問も受けました。
大げさに例えると、音楽で、ミュージシャンとして稼ぎたいです。
どの楽器が弾けるようになれば良いですか?
どのジャンルの音楽がおすすめですか?という質問に似ています。
他には、プログラマーとして稼ぎたいです。どの言語から始めれば良いですか?
と、いう感じです。
楽器なら歌でもギターでも好きな楽器を弾けば良いですし、ジャンルは好きなジャンルを研究しればよいと思います。
プログラマーなら、何を作りたいか決まっていなかったら、おすすめの言語から始めても、一瞬で挫折します。
とはいえ、会社では、これを覚えてきて、と言われたことを、仕事だから、と割り切って、できてしまう人がいます。
ただ、こういう、言われたことをきっちりできる方は、開業や起業には向いてない気がします。
勘違いをしてほしくないのは、ゴール設定は気軽で良いです。
小学生が将来なりたい夢のアンケートに答えている感覚で、始めは良いです。
映画で例えると、絵コンテから始まって、実際に撮影に入ると思います。
絵コンテはラフ画のように書くと思いますが、最初は荒くても良いです。
だけど、それが映画になるぐらい鮮明にしましょう。ということです。
副業を斡旋している人は、「ここから始めましょう」と教えてくれると思いますが、私はそのやり方はやらないです。
ピアノを教える時に、バイエルから始めて、次の教材はこれです。というように教えても、練習をしない人がほとんどです。(最近のピアノ教室はバイエルはやらないようです。)
自分の弾きたい曲を持ってきていいですよ。となった時から、自主的に練習する人が増えます。
その経験から、ゴールがあって、ゴールを達成するために基礎を教えています。
学校教育も基礎から教えると思いますが、この基礎が理解できると何ができるようになるのか?という所が抜けています。
一時期ニュースで、ラ・カンパネラだけ弾ける漁師の方が取り上げられてました。
その漁師は、ラ・カンパネラだけしか弾けないようです。
「さんまの夢叶えたろか」という番組でも取り上げられていました。
奥さんがピアノ講師で、奥さんに相談したら、絶対に無理だと反対されたようですが、楽譜が読めないので、独学でYouTubeなどの動画を参考にしながら、1音1音覚えて行ったみたいです。
他人に反対されたぐらいで、やめてしまうようなゴールは、ゴールにならないのと、家族がドリームキラーになる様子が垣間見れる話です。
実際に、ラ・カンパネラを弾いている様子です。
猛烈な情熱とゴールを持って、生き抜きましょう!
気功メニュー表
YouTubeチャンネル開設
はじめての気功講座
経験者向け気功講座