「笑う・笑い」に関する、抽象度の変化の話です。
「笑う」という言葉自体は、抽象的な表現で、具体的に「笑う」を指す表現や語彙はたくさんあります。
気功をする時や、現状から打破したい時も、笑うことで、抽象度の移動がぬるっと行われます。
タイトルの「天使は微笑み悪魔は笑う」ということですが、笑い方によって、相手にとっての印象は変わって来ます。
コミュニケーションを円滑にするためには、笑顔や笑いは必要ですが、「笑われている」と相手が感じてしまえば、場が急に冷めます。
「微笑み」と「笑う」の違いを英語で例えると、「smile」と「rough」の違いです。
「笑う」ということは、状況に対して、俯瞰している状態です。
笑えない状況だったりする時こそ、そこから抜け出すために「笑い」を取り入れましょう。
物語の世界でも、笑い方の違いによって、伏線になり、想像が膨らみます。
映画やドラマでは、役者の演技力によって、物語の状況が読めたりします。
歌詞の世界でも、音だけ聞いていると、「笑う」ですが、「笑う」と「嗤う」では、意味が変わって来ます。
見た目の笑い方で似ているのは、「微笑む」のと「ほくそ笑む」ことです。
「ニコニコ」しているのと「ニヤニヤ」しているのは微妙な違いがあります。
「ほくそ笑む」というのは、計画通りに事が進み、人知れず「にやり」と笑うことですが、「微笑み」の練習をしていると、ほくそ笑んでしまいます。笑
そういう時は、「微笑み」と「ほくそ笑む」を抽象的概念にして「smile」(スマイル)として、扱いましょう。
スマイルの良いところは、呼吸がしやすくなることです。
スマイルのまま鼻呼吸をしていみると、鼻腔が開いている感覚があると思います。
そして、スマイルをキープすることで、脱力も促せます。
「笑い」を意識に上げることで、「Rゆらぎ」も起こります。
積極的にスマイルを取り入れましょう。
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