手に取るように相手の気持ちを知る方法。しかし、それは悲劇の始まりだった

相手の心の内を知りたいと思ったことはありますか?

しかし、それは、知らない方が幸せだった。。。

そもそも、言葉を発せられるのは、今のところ(?)人間(地球人)だけです。

他の動物は(?)というと、ボディーランゲージや表情だったり、鳴き声を変えてコミュニケーションを図っています。

話は少しずれますけど、猿の惑星はリブートシリーズじゃかなり面白いです。

猿たちのヒエラルキーやコミュニケーションの取り方が、上手に再現されています。

無意識の計算は意識に上げる前に終わっています。

そして、意識に上がるちょっと前に、態度や表情に出てしまいます。

それが読み取れれば、相手の次の行動や言動が見えてきます。

格闘技で言えば、「次はどこに技を仕掛け来ようとしているかがわかる。」ということです。

日本の昔話に「覚(さとり)」という妖怪の話があります。

童話では「さとりのばけもの」です。

覚(さとり)という妖怪は、人の心を読み、人のひるんだ時に襲い掛かるというものです。

上の動画の話だと出てこなかったので、わかりづらいと思い補足しますが、たき火に木をくべた時に火の粉が飛んで、覚がやけどをして「人間のやることはわからねぇや」といって、妖怪が退散する。という話が民話としてよくあります。

メンタリストが相手の心を読んで、どんどん当てていく。ということをやりますが、パフォーマンスなら、楽しく見れますが、実際問題は、「心が読まれたら気持ち悪い」となるのが普通です。

それと、「相手の心が読めたところで一体なんの役に立つのか?」という問題があります。

ヒーリングの話で言えば、「クライアントさんが苦しんでいる」など、状況判断ができても、それは現状維持なので、何も変わらないということです。

ここで、「抽象度を上げれば、済むのではないか」と、安易に考えてしまいますが、ほどんどの場合は、それはクライアントには、響きません。

例えば、「大事にしていたものが、壊れた」といって、悲しんでいる人に、「すべては空(くう)だから」「すべては幻だから」と言って慰めても、「はっ?」となるだけ、ということです。

ほとんどの悩みは「10年後もその問題で悩むんだったら解決した方が良い」「後の問題は放っておけば時間が解決してくれる」ということもありますが、ちょっと違う気もします。

現状を今すぐ変えたいので、時間が解決してくれるかも知れませんが、今どうにかしたいことがほとんどです。

では、どうすれば良いかといえば、問題をずらします。

どうずらすかというと、抽象度を上げて真上にずらすのでもなく、問題を変えて真横にずらすのでもなく、斜め上にずらします。

話はまた、ずれますが、コミュニケーション関連の話で言えば、「喧嘩」の問題です。

よく、パートナーと喧嘩をしてしまう。ということは耳にすると思いますが、喧嘩は悪なのか?という問題です。

「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉もありますが、格闘技を観戦するのも好きなように、喧嘩が好きな人も多いです。

原始的なことを言えば、喧嘩や腕っぷしの強いものが獲物の捕獲することができて、生き延びられる確率が上がり、子孫を残すのであれば、強い遺伝子を持った人に惹かれるという構図です。

現代、喧嘩は暴力という問題で、タブーとされ、社会的に抑圧されています。

本能のままに動く、動物や子供たちを見ればわかると思いますが、彼らもよく喧嘩をします。
簡単に言えば、「力比べ」をしています。

コミュニケーションの一つとして、「痛みを知る」という上では、心の成長に必要なことだと思います。

格闘技の世界では、調印式で罵り合いをしますが、試合後はお互いを健闘をたたえ合います。

「喧嘩するほど仲が良い」という言葉もあるように、「喧嘩もできない人とは友達になれない。」という人もいます。

猿の惑星のリブートシリーズにも、ボス猿になるまでの工程が上手に描かれているので、面白いです。

話をまとめつつ、斜め上に問題をずらすと、相手の心が読めても、現状維持にしかならないので、「よく相手を観る」ということがポイントです。

科学者が観察記録を残すように、しっかりと意識に上げながら見ましょう。

子供が「ねぇ、お母さん、見てて」と、目の前で「なわとび」などしたりすると思いますが、見られたいという承認欲求は誰にもあります。

赤ちゃんのように、言葉を発しなくても、態度や表情に気持ちを出しています。

そして、「理解してもらえている」ということがラポールの形成につながります。

ただ、観察だけがんばっても、見当はずれになることは、ありますので、普通に聞いてしまう方が早いです。

聞く時のタイミングとしては、時間がたっぷりある時で、しかも相手がリラックスして気分が良さそうな時です。

どういうことかというと、相手が「イライラしている」という心が読めたら、しばらく待って、リラックスしているときに、「さっき、イライラしてなかった?」と聞く感じです。

IQの高い方々は、「観ればわかるでしょ?」と苛立ちを覚えることも多々あります。

そういう時は、態度で示さず、冷静を保ちながら、言ってしまった方が、伝わります。

言えばわかる人なのか?観ればわかる人なのか?なども含めて、とにかく、相手を観てましょう。

人間関係の講座を受講されている方には、解説していますが、ラポールには2つの倫理空間があります。

友人や家族など、統治の倫理では、「嘘」も「裏切り」も当たり前のようにあります。

人の心が読めても、相手の「嘘」が見えた時、いたたまれなくなるだけです。

自分の心が読まれても嫌なように、他人も心が読めれるのは嫌だと思いますので、違う解決策を考えましょう。

最後に、繰り返しになりますが、人間関係に問題があるときは、問題を斜め上にずらすのがポイントになります。

 

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