「幸せ」が感じられない時は、何が「不幸」の原因なのかを知ることが良いです。
ラッセルの幸福論は第1部が「不幸の原因」で第2部が「幸福をもたらすもの」とあります。
その中で、個人的に響いたのが「退屈」ということです。
多くの人は、「退屈しのぎ」でいろんなことをやっています。
娯楽は、「退屈しのぎ」になるものが多く、人の時間を奪います。
「退屈しのぎ」はいわゆる、「暇つぶし」になります。
「暇つぶし」に飽きると、何をしていいのかわからなくなり、「うつ状態」になったりします。
暇つぶしは、ジャンクフードのようなもので、心の栄養にならないのが、問題です。
ジャンクフードそのものが問題ではなく、ジャンクフードだけで満たそうとしてしまうことが問題です。
「うつ状態」は何も考えてない状態ではなく、脳がフル回転している状態で、他に何も考えられなくなり、身動きが取れなくなります。
負の連鎖のように、何か思いついても、やりたくない理由が見つかり、もぐら叩きのように、やりたい理由を叩き、地上に出ることを許されなくなります。
「自分の中の殻に閉じこもる」という言い方もすると思いますが、殻から出ようとすると、もぐら叩きが始まります。
多くの人は、頭の中が主体で、頭だけで考えすぎています。
うつ状態になりやすい人は、頭が良い人がいいので、先のことや結果が見えてしまうので、何かする前から、ゴールを達成してしまいます。
そこで、物理である、身体に目を向けます。
コミュニティの中で、無視をされれば、いじけてしまうように、身体も無視されれば、いじけてしまいます。
資本である身体の欲求を満たすことによって、身体が頭の中の欲求を満たす手助けをしてくれます。
ということで、新講座を創りました。
「身体に訊くゴール設定~パフォーマンス能力の上げ方講座~」
身体のゴール設定をすると、今まで考えても見なかったことが気付けて、しかも、いろんなことに蓋をしていたことにも気付けます。
車で例えると、多くの人は、アクセルとブレーキを同時に踏んでいます。
ブレーキがどこにあるのかが、わからないこともあるので、ブレーキの存在に気付き、ブレーキからそっと足を離しましょう。
「夢を捨てた人は、夢がゴミになります」
【Win Win Wiiin】【宮迫×中田】ゲスト:西野亮廣
キングコングの西野さんの活動は知っていたのだけど、この動画を見ると、「そういうことだったのか」と中田さんのプレゼンによって頷けます。
「えんとつ町のプペル」という作品が「そういう物語だったのか」ということも、わかりました。
ここで初めて、「えんとつ町のプペル」の主人公が、なぜ「ゴミ人間」なのか話しています。
この動画で面白いのは、イソップ寓話の3人のレンガ職人の話に似ているところです。
それを、動画の中で中田さんが解説しています。
イソップ寓話の話を簡単にまとめると、同じ作業をしている3人のレンガ職人に「何をしているのか」と問いかけると、違う答えが返ってきます。
一人目に問いかけると、「レンガを積んでいるだけだ」
二人目に問いかけると、「家族を養うために仕事をしている」
三人目に問いかけると、「歴史に残る偉大な大聖堂を作っている」
と、目的意識が違うという物語です。
傍から見ると、同じことをしているので、わかりませんが、中身を見てみると、行動している意味が変わってきます。
「退屈しのぎ」や「暇つぶし」が1人目にならないように、時間を有効に使いたいものです。
こちらの動画は、どうやって絵本作って、どうやって絵本を売って行ったのか、という話も面白いです。
論理立てが上手で、無意識に感じているものを言語化しているところを、模範したくなります。
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