2045年問題としてあがっている人工知能ですが、なぜ怖いと感じるというと、人工知能がどういうものなのか知らないだけです。
影響力のある人が、プログラミングを知らないのに、SF映画のような未来の世界が本当に来ると思って、「脅威論」を発言しているだけなので、当たり前の知識を手に入れましょう。
人工知能とは
(引用開始)
「人工知能とはなにか?」を考えることは、そもそも「知能とはなにか?」を考えることとほぼ同じです。では、知能とは結局なんなのでしょうか。
知能は、基本的には英語でいうIntelligenceの訳語です。では、英語のIntelligenceとはどういう意味か、オックスフォード英英辞典を引いてみると、こんなふうに説明がされています。
The ability to acquire and apply knowledge and skills
つまり”知識(knowledge)”と”技能(skills)”を”獲得(acquire)”し、”適用(apply)”できる能力(ability)のことです。
(引用終了)(よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ 清水 亮 p324)
人工とは、人間の手によって自然と同じようなものを作りだしたり、自然と同じような現象を起こさせたりすることです。
つまり、人工的に、知能が機能するコンピューターが人工知能です。
そして、AIとは「Artificial Intelligence」のことで、直訳が「人工知能」です。
2045年問題は起こりえるのか?
「一番の問題点は、人工知能脅威論を唱える人達を順番に考えてみましょうと。スティーブンホーキング博士とかイーロン・マスクかな・・・。この2人の共通点は有名人であるということ、・・・人工知能のプログラミングができないということですよ。」
天才プログラマーの清水亮さんの「プログラミング教育のススメ」の動画参照、36分あたりから。
これはどういうことかというと、脅威論を唱える人たちは「人工知能」をわかってないということです。
プログラミングの時点で、プログラマーが悪意あってプログラミングする限りそんなことは起きません。
コンピューター同士でそんなことをすることはない、ということです。
何かが起きるのなら、人の手によってです。
車や刃物のように、道具の使い方が重要です。
人工知能脅威論は、映画のターミネーター(スカイネット)のような世界を思い描くと思いますが、そもそも、なぜ、人工知能が人間を滅亡に追い込むのかが、疑問です。
人間より知性を手に入れたらなら、共存を望むはずです。
生物が争いを起こす時は、生存競争が根底にあります。
えさ(食料)の確保だったり、生活に必要な資源の確保だったり、種の保存です。
現実世界では、人工知能が人間から何を奪うのかの目的がよくわかりません。
今のところ電気で人口知能は動くので、電源の奪い合いでしょうか?
私たちの孫たちの未来の職業事情はどうなる
人工知能によって、なくなる職業やこれからはじまる職業など、いろんな噂が飛び交っていますが、20年後30年後の未来は、実際に来て見ないとわかりません。
人工知能=人型ロボットな訳ではありません。
いきなり仕事がなくなるということはないと思います。
ただ、未来を見据えて仕事は選ばなければならないかも知れません。
ただ、もうすでに始まっている現実をご紹介します。
一つは、車の自動運転です。
車の事故での死亡率が高いことから、車の免許の廃止を促しているところもあります。
ロボットタクシーばかりの世の中になることが予想されています。
人は車に乗って、目的地を入力するだけです。
次は、予防医学の発展です。
人工知能によって薬剤師がなるなくことはないと思いますが、ディープラーニングによる、薬の開発や研究が進むと予想されています。
名医達の知識と経験をディープラーニングに学習させたら、近くの病院で適切な診断が受けられることが予想されてます。
これからの子供達の将来に役に立つ知識は何か?
人工知能が発展しても、全ての職業がなくなることはないと思います。
TVゲームやモバイルゲームが好きな子供には、プログラミングを学ぶことをおすすめします。
プログラマーの清水さんも、小学生達にプログラミングを教えています。
清水さんが出ているどこかのYouTubeの動画にありましたが、大人がプログラミングを学んでも、「お金」になりそうなものの発想しか出てこないので、発想力が弱いと言ってました。
以上基本的な人工知能の知識でした。
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