なぜ、ライブやコンサートなど、人前でパフォーマンス(演奏)をすると緊張してしまうのか?
見えない敵と戦うのをやめて、見えない敵を炙り出しましょう。
緊張してしまう原因を探る
一番多い理由は「失敗をしたくない」ということから、力が入りすぎてしまうことや練習と違う動きをしてしまうことです。
「なぜ失敗したくないの?」と聞くと、「格好悪いところを見られたくない」というのが答えでしょう。
「なぜ格好悪いところを見られたくないか?」というと、人の評価を気にしているからです。
この辺は、プロのスポーツ選手やプロのアーティストは上手にやっています。
結論から言うと、「他人の評価を気にしてもしょうがない」ということです。
本番の緊張を克服するにはエフィカシーを高めることが、近道と言えます。
エフィカシーの意味は「自己評価」のことです。
自分の評価(自己評価)以外気にしないというのが良いでしょう。
他人の評価を気にしても意味が無い理由は、地球には約70億人ほどの人間がいます。
たった数人の意見を聞くのではなく、約70億人に聞いたらどうなるか想像して見て下さい。
意見が多すぎて、馬鹿らしくなってくると思います。
絶対的な評価はありません。
自分の都合の良い様に書き換えて下さい。
そもそも、「失敗をしたくない」という思考が「どうやったら失敗できるのか?」という、脳に対する命令になってしまいます。
お笑いの世界で言えば「フリ」に当たります。
「りんごを思い浮かべないで下さい。」と言われても、脳はりんごを頭の中で思い浮かべてしまいます。
脳は検索エンジンと同じです。
あるキーワードを入力すれば、そのキーワードについて検索をします。
気功もこの脳の特性を使ってます。
使う言葉を変える
失敗を意識したり言葉にするから失敗するのであって、「どうやったら上手く行くのか?」とシフトチェンジすると、上手く行く方に意識が向きます。
プロレスラーのアントニオ猪木選手が試合前に、記者からのインタビューに対し、「出る前に負ける事考えるバカがいるかよ」と、闘魂を注入をするシーンがありますが、そういうことです。
どうやったら見ているお客さんが喜ぶかな?と、お客さんの為に本番を迎えてください。
自己評価は「大いなる勘違い」ぐらいで丁度いいです。
エフィカシーを高めるには、セルフトークも大事です。
例え、本番でミスをしても、失敗と思わず、「次の課題がみつかってよかった」ぐらいでいいのです。
もしくは、「自分らしくない」とつぶやきましょう。
ミスをするのが当たり前になってはダメです。
とはいえ、本番を100点満点でできることはありません。
仮に出来てしまったら、燃え尽きてしまうかもしれません。
平均点の60~80点できれば十分です。
あとは、経験がものを言います。
本番の練習は本番でしか出来ません。
何度も挑戦して、慣れてしまうのも一つの手です。
まとめると
エフィカシーを高めるには、セルフトークを変える必要性があります。
過去の経験を「あの時ああしたら・・・。」と過去に生きるものやめましょう。
未来に向けて、「次は何をしている」と未来に生きて下さい。
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