気功が嘘で怪しいと思うのは、保守的な人から見れば健全です。
しかし、嘘と決め付けて思考を停止してしまうのは勿体ないです。
気功のからくりを解説します。
気功とは気の玉を使った情報操作
ここで、仮に気功と呼んでいるのは、「共感覚による内部表現の書き換え」です。
「共感覚による内部表現の書き換え」だけですと、一般的な表現ではなく、
伝わりにくく、気功に似ているので、気功と呼んでいます。
気功という言葉比較的に新しい言葉です。
古い言葉で言えば、「布気」「導引術」と呼ばれていました。
気功は、気の玉を使って、情報を操作します。
なぜ、気の玉なのかと言うと、その方が「臨場感が高い」からです。
この情報のことを「気」としています。
「気」という漢字は、目に見えにくいものに使うことが多いですね。
元気、病気、空気、気持ち、やる気・・・・・・。
気功で人を吹っ飛ばすことができるのか?
昔のTV番組などに出ていた伝統的な気功で、
人を倒したりするシーンを見たことがある人が多いと思います。
からくりを公開すると、人が倒れる臨場感が気の玉を伝って、
倒れる人が自ら倒れます。
かめはめ波のように、気の固まりがが物理的になって、人を倒すわけではありません。
気功を知ってから、ドラゴンボールを見返すと、ドラゴンボールは気功のことをよく知っているなぁ、と感心します。
気功で人が倒せるようになっても、人の役には立ちません。
デンデのように、ヒーリング(癒し)ができるようになって、
人の役になることをしましょう。
気功でなぜ不調が回復するのかと言うと、
気功を受けている側の自然治癒力を高めるからです。
気功経験者は、気の玉に触れた時に、
ぴりぴりとする感覚があると言いますが、
このぴりぴりとした感覚は、正座で痺れた足のぴりぴりと同じです。
血液の流れが良くなると、ぴりぴりとします。
気は血液と相性が良いので、血流がよくなり、身体がぽかぽかしてきます。
身体の一部を意識するだけで、血液が集まり、代謝を促します。
気功を使わなくても、物理的に身体を温めるのは有効的です。
気功は嘘なのか?
気功は嘘や思い込みではないのですか?という質問があれば、
「その通りです」と答えます。
気功にはプラセボ効果と言って、偽薬効果があります。
しかし、その思い込みのレベルが「洗脳レベル」です。
洗脳と聞くと、日本人は悪いイメージがあると思いますが、
要は、「内部表現を書き換える」というところに繋がります。
内部表現とは「脳とこころ」のことです。
「脳」(物理的)と「こころ」(情報的)と分けずに、「脳とこころ」で一単語です。
さらに、無意識と意識も問わずに「内部表現」としています。
参考書としてこちらの本を紹介します。
まとめると、気功は「嘘であるとも言えるし、嘘ではないとも言える」
と言うことになります。
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