腰痛や偏頭痛に気功で効果は出るのか?という質問を頂きました。
最初に言えることは、気功は万能ではありません。
気功は万能ではない
気功でなんでもできると思って猛進してしまうのは危険です。
気功は万能ではありません。
病気や怪我をした時に、誰に頼ろうかという、選択肢の一つであるとは思います。
病院(医者)、催眠師、気功師、柔道整復師、理学療法士、鍼灸師、整体師、臨床心理士・カウンセラーなどいろんな選択があって、その中の1つです。
腰痛や偏頭痛に気功で効果は出るのか?という質問ですが、答えは「やってみないとわかりません。自己責任でお願いします」という回答しかありません。
私も腰痛や偏頭痛の経験はあったので、辛いのはわかります。
しかし、気功を始めるきっかけが、腰痛や偏頭痛が改善することだけだと、もったいない気がします。
その理由として、腰痛や偏頭痛が無くなった所で、マイナスの状態から0に戻るだけです。
現状の外側のゴールとは言えません。
腰痛や偏頭痛を改善したい気持ちはわかりますが、腰痛や偏頭痛が無くなったら、何がしたいのか?というゴールが必要です。
腰痛や偏頭痛のままでも、ゴールは設定できます。
腰痛や偏頭痛を忘れてしまうくらいのゴールがあると、腰痛と偏頭痛をスコトーマに隠せたり、意識に上がらなくなります。
少し話が脱線しますが、私自信、腰痛や偏頭痛の経験があると言いましたが、どう腰痛や偏頭痛にアプローチしたかと言うと、腰痛は気功ストレッチで筋肉の緊張をとり、偏頭痛は医者の診断を受け、首コリと肩こりから来ていたようなので、首と肩の筋肉を気功ストレッチで、筋肉の緊張をとりました。
心の緊張には、結界を張ったり、大周天をしたり、アバターを前に出して対応してます。
物理を書き換えるには情報(気功)で、内面を書き換えるには物理に働きかけると、書き換わりやすいです。
腰痛の原因は、ほとんどが精神的なストレスによるものが多く、大周天を24時間維持したり結界を維持したりして、精神的ストレスをいかに軽減させられるか、と、私だったら思考します。
内面を書き換えるのには物理が良いというのは、例えば、内気やうつ病のクライアントさんにどうアドバイスするのかと言うと、「筋肉をつけましょう」とアドバイスします。
身体がマッチョなのに、内気だったり、うつ病のような沈み込み気味になる方は多くありません。
筋肉をつけるだけでも、自分に自信が湧いてきます。
運動するだけで、脳内でいろんなホルモンが出るので、物理的な影響もありますが、相対的に観る事で問題が解決することもあります。
腰痛や偏頭痛という時点で、姿勢がよくないと思われるので、前面と背面の筋肉に負担がかからないように思考します。
この時の偏頭痛は、肩こりや首こりから来ているものと、想定します。
センターや腸腰筋という気功技術も、脱力を維持できます。
質問の内容をもう少し詳しく書きます。
もう一つの質問は「偏頭痛にミルフィーユ」は効果ありますか?という質問でした。
ミルフィーユとは、膜や層に働きをかける気功技術です。
どこかで、偏頭痛にミルフィーユで効果があったという記事を読んだので、私の所に質問が来たのだと思います。
これを料理で例えます。
気功技術とは、包丁や刃物のようなもので、料理に使うのにはとても便利ですが、扱い方によってはとても危険です。
包丁も、出刃包丁、牛刀、、中華包丁、柳刃包丁・刺身包丁、ぺティーナイフなど、種類がたくさんあります。
料理方法や料理人によって、得意な包丁は違います。
「偏頭痛にミルフィーユ」で効果があったのは、そのヒーラー(気功師)がミルフィーユが使い慣れていたのでは?と推測できます。
気功のレベルを上げるのには、自分の使いやすい得意な気功技術を磨くことが重要です。
ゴール設定とは?
今度は、ゴール設定の話しをします。
気功技術は料理で例えると、包丁(道具)です。
料理の技術を上げる為に、包丁(道具)をたくさん買うようなものです。
自分のお腹をいっぱいにするために、料理教室に通う人は少ないと思います。
料理や食べることが好きな人は、創作料理でどんどん自分の腕前を勝手に上げて行きます。
料理教室は、包丁を買って、愛する人や家族の為に料理を覚えていくものだと思ってます。
自分の為のゴールだけでは少しもったいなくて、社会貢献や他人の為にというゴールがあると、ポテンシャルのエネルギーが発揮されてくると私は思っています。
腰痛や偏頭痛のお蔭で、仕事が休めたり、他人からやさしく接してもらったりした経験があると、無意識に症状を維持しようとすることもあります。
「風邪なんか引いてらんない」と、経営者は気迫だけでなんとかしてしまいます。
これも、ゴールの力です。
持病のようなものが長引くのは、このような無意識の現状維持の働きがある場合もあります。
そのために、現状の外側のゴールが必要です。
私の講座では、初心者に気功技術を10個ぐらい渡しますが、気功初心者には、気功がどんなものかわからないと思うので、たくさんお渡ししておき、いろいろと試していくうちで、自分の得意な気功技術を磨いていけばよいと思ってます。
出刃包丁しか持ってなかった人が、果物を切るのには、ぺティナイフを使ったみたら、ぺティナイフの方が切りやすい事に気付きます。
肉を切るのはこの包丁、魚を骨から切るのはこの包丁、使い分けると便利です。
それでも、
包丁の達人になれば、出刃包丁でなんでもやってしまいます。
ベテランの気功師が気の玉だけでなんでもやってしまうのと同じです。
このことを踏まえて、気功と気功技術の使い道と、腰痛や偏頭痛には気功でどうアプローチすればよいのか?という質問の回答を思考してみると、IQが上がっていくと思います。
残酷に聞こえるかも知れませんが、腰痛や偏頭痛でも普通に仕事が出来て、普通に生活が出来ているのなら、そのままでもいいのでは?と思ってしまいます。
腰痛も偏頭痛も自分で生み出しているのだから、自分で腰痛と偏頭痛をやめればいいのに、という感じです。
「腰痛や偏頭痛は自分らしくない」と思うのも一つの手です。
「私は馬鹿なのでわかりません。」や「私は馬鹿なのでできません。」と言って、馬鹿を言い訳の理由にして馬鹿を現状維持しているのと同じです。
馬鹿をやめれば良いだけです。
「腰痛や偏頭痛で、集中力もなくなり、痛みの性で常にイライラしてしまって、人間関係にも仕事にも支障が出てしまってます。自分の持っている能力を発揮したり、パフォーマンスを上げるために気功を習いたいです。」というようなゴールがあるなら、喜んでお手伝いします。
最後にもう一度書きますが、マイナスから0に戻るぐらいゴールではなく、無限大の可能性を秘めた現状の外側にゴールを設定して下さい。
ゴールを更新し、IQを上げて行きましょう!
気功技術に関してはこちらの記事をお読み下さい。
「バッハの無限カノン」
アルゴリズムの感覚です。
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