身体を見る時に2つのタイプに分けることができます。
2つのタイプが分かるとそこから派生していって、たくさんの身体情報が飛び込んできます。
まさに、スコトーマが外れる瞬間が訪れます。
なぜ、スコトーマになってしまっているかと言うと、物心ついた時から、たくさんの身体を見てしまっているので、脳はわざわざ見ようとしないからです。
2つのタイプが混合してしまうと、さらに身体のゆがみを生んで身体を壊し続けます。
そこから、大きく分けて、右半身、左半身で分けることもできます。
身体のゆがみと言えば、骨盤矯正だと思います。
骨盤矯正は、左右の骨盤の位置を矯正するものですが、右半身、左半身のタイプをみることで、自分でわかるようになりますし、自分で矯正できるようになります。
さらに、他人にもできるようになり、プロとして開業できるぐらい、人の身体が見えるようになります。
気功の場合は、家族のヒーリングは難しいですが、今回は、フィジカル・物理的なアプローチなので、身内にも伝えることができます。
そのために、どこを見れば良いのか?というチェックポイントがあります。
2つのタイプですが、スコトーマで観えなくなってしまっているだけなので、「それ知ってる」という情報で、簡単に覚えられます。
リラクゼーションサロンで働くセラピストや、整体師など、人の身体を観る職業の方は、施術前に、主訴をクライアントから聞きますが、2つのタイプが分かっていると、同じ肩こりや腰痛と言った主訴も、「場所が異なる」ことに気付けます。
2つのタイプがわかっていない人に、運動指導されても、ゆがみが改善することなく、さらに、ゆがんだ身体で、左右対称にストレッチや筋トレをすると、さらに身体がゆがみます。
左右差があるのが、当たり前だと思いますが、そこはパラダイムシフトで、左右差が無くなるように、身体を動かしましょう。
面白いのは、2つタイプを使って、全身運動ができてしまうことです。
全く使ってない筋肉を動かすのが、運動です。
なぜ、全身運動ができるのかというと、身体の連動を使って、使ってない筋肉にアクセスできるからです。
さらに、身体の連動を使って、日常では、動かしづらい、胸椎を動かすことも出来ます。
胸椎が動けば、肋骨周りの動きも良くなり、深い呼吸もできるようになります。
よく勘違いしてしまうのは、息の長い呼吸と、深い呼吸は違います。
長い呼吸というのは、ただ、ゆっくりと呼吸しているだけで、呼吸が深くなるわけではありません。
アニメ・漫画の「はたらく細胞」を見ても、わかりますが、ほとんどの人は、呼吸が浅いので、酸素不足に近いです。
背骨が曲がっているだけで、老けて見えます。
胸椎が動いて、姿勢がよくなれば、それだけでも、若く見えます。
全身は繋がっているので、姿勢がよくなるだけで、目がぱっちりしたり、顔色がよくなったり、良いことづくしです。
2つのタイプがわかると、意味のあるストレッチや意味のある筋トレがわかります。
ストレッチは、ストレッチをかける方向も重要です。
ヒーラーやコーチの人も、2つのタイプがわかっていると、クライアントのどこに身体の不調が出やすいのかが見えるので、ラポールが築きやすくなります。
なぜ、ラポールが築きやすくなるのかというと、見えるということは「理解してもらっている」という共感を生むからです。
ヨガで身体を壊す人は、たくさんいます。
それは、現在の身体を全く見えてなくて、ただ、アーサナをやるだけの形だけヨガをやってしまっているからです。
例えば、反り腰の人に、身体を反るアーサナをやれば、反り腰が強まり、腰を壊します。
反対に、背中が曲がっている人に、前屈系のアーサナをやれば、背中を痛めます。
ハタヨガの「ハタ」は太陽と月、陽と陰、という意味があり、身体に置き換えると、主動筋と拮抗筋という、拮抗関係を整えるものです。
筋肉は伸ばされるのが嫌いなので、意識の使い方を間違えれば、ストレッチで筋肉を傷つけることがあります。
ストレッチの反対側は、筋肉が収縮しています。
筋トレは、筋肉を収縮させる作業ですが、同様に、反対側はストレッチされます。
ストレッチをかけたい場所に、意識を向けると、その場所が緊張し筋肉が硬くなります。
となると、筋収縮を使ってストレッチをかけようという発想になりますが、それも上手く行きません。
ストレッチも筋収縮も使わないで、筋肉を脱力して伸ばしたいのです。
そこで、気功の出番です。
気功を使うことで、より効果的に結果が出せます。
セルフケア、セルフ整体の基礎となる2つのタイプが知れる講座は、「身体の読み方講座」です。
自分で問題点が見つけられ、自分で解答を導き出せるようになります。
解答だけを知っていても、解答までの導き出し方がわからなければ、応用が利きません。
身体の不思議にアクセスできるので、かなり面白い講座となってます。
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