気功は超能力ではない。ただの能力で脳の使い方と身体操作

気功をやっているところを見ると、知識のない人は、「超能力」や「魔法」に見えることがあります。

伏字を多用しますが、私のところに、某テレビ番組のディレクターの方から、TV出演の依頼というか取材というか連絡が来ました。

検討の段階で連絡が来ましたが、番組の企画が無くなってしまったらしく、実現することはなくってしまいました。
何人か声を掛けていたらしく、実際に私が選ばれるかは不明でしたが、色々と考えなくていけないことが増えて、貴重な経験でした。

内容は、某マジシャンの「スプーン曲げが曲がるかどうかは本人の気持ち次第」という発言から、番組で気功や超能力などによるスプーン曲げのレクチャーをして頂けないか?という内容です。

「スプーン曲げが曲がるかどうかは本人の気持ち次第」という発言から、どうして、気功や超能力に行くのかと、考えてみると、昭和の時代に流行った、スプーン曲げや超能力ブームの名残だと思います。

気功が超能力の一種だという認識ということですね。
気功は超能力ではありません。

このブログの特性で、ブログ記事はカテゴリーから飛べますが、リンクしてない固定ページには飛べないようになってます。

検索エンジンから検索に引っかかれば、昔書いた記事に「スプーン曲げやフォーク曲げのやり方」が読めます。

この記事を読んで、ディレクターの方からご連絡を頂いたようです。

なぜ、スプーン曲げの講座を作ったのかというと、気功を実践してみてのフィードバックが取りやすいからなのですが、募集ページが増えすぎるとごちゃごちゃして嫌なので、終了して現在はリンクしてませんが、興味のある方は、ご連絡頂ければ、スプーン曲げのレクチャーは致します。

気功で、スプーン曲げをすることで、なんのフィードバックを取るのか?という解説をします。

まずは、浄化の練習です。

「スプーン曲げは曲がらない」「スプーンを曲げたら親や家族から怒られる」などの、スプーンのイメージのメンタルブロックを浄化で取り除きます。

例えば、同じ紙でも、メモ用紙は破れると思いますが、1万円札は破けないと思います。

100均の柔らかめのスプーンでも、メンタルブロックが働ければ、スプーンを曲げられません。

次に大周天のフィードバックにスプーン曲げを使います。

大周天をわかりやすくいうと、ドラゴンボールの名台詞の「気を開放しろ!」という気を開放するような感じや、北斗の拳の服を破きながらオーラを出すような感じです。

実際はあんまり力みませんが、身体情報を大きくして、大周天をします。

そうすると、力が入るようになるので、身体操作ができるようになり、スプーンやフォークを簡単に曲げられるというのが、気功を使ったスプーン曲げのカラクリです。

これを、TVで出演者と視聴者にレクチャーをしてほしいというのが、依頼でしたが、気功を使わなくても、てこの原理を使えば、誰でも曲がるので、気功によってスプーン曲げができるようになったのか?という検証は難しいと感じました。

気功を使わなくても、力任せでスプーン曲げはできてしまいます。

ただ、気功を使ってスプーン曲げをすると、曲がり方の精度に違いが出ます。

ディレクターの方に、「成功率はどのくらいですか?」というご質問を頂きました。

講座に来られる方は、できると思って、期待を膨らませながら申し込みをされている訳なのですが、スプーン曲げをやってみたいという「トランス」に入ってない人ができる方はわからないので、「わかりません」というニュアンスで答えました。

その時に「気功は洗脳の技術で、洗脳に掛かりやすい人と掛かりにくい人がいる」というお話もさせて頂きました。

私の講座に来られる方は、私のブログの読者さんだったり、苫米地さんの本の読者さんが多いので、概の気功の理論は理解されている方が多いので、気功が超能力だと思っている方は少ないと思いますが、世間一般では気功は超能力かなんかだと思っている方は多いと思います。

昔、気功がTVで取り上げられていた時の記憶を思い出すと、中国武術の気功が多かった気がします。

気で人を倒したり、気で自分の身体を固くして、ブロック塀を壊したり、レンガに指で穴を開けていたような気がします。

気で人を倒すカラクリは、相手の筋肉働きをかけて、掛けれた本人が自分から倒れて行きます。

一種の脳のハッキングとイメージによる同調現象がカラクリです。

固いものを破壊するのは、武術系の筋肉隆々の方が、自己洗脳で恐怖感を取り除いて、気で筋肉を固めて、やっていたんだろうと推測します。

混合してしまうので、遠くに離れた空き缶などを念力で倒すというようなことです。

これは気功ではなく、マジックです。

気功は、脳や筋肉がある生命には働きを掛けられます。

それと、マジシャンが行うスプーン曲げも種も仕掛けもあるので、混合しやすいです。

ディレクターの方「気功で何ができるのか?」というご質問を頂いた時に、混乱しました。

混乱したのは私の準備不足によるものなので、今一度整理したいと思います。

混乱した理由は、私のブログや苫米地さん本を読まれている方がする質問と、スプーン曲げの記事だけを読んだだけの方の知識の量の違いの計算で混乱しました。

ある程度知識があれば、専門用語を使って解説できますが、専門用語の解説は「苫米地さんの本を読んで下さい」で済ましていたので、一般の方向きに準備はして来なかったので、「気功で何ができますか?」という質問は難しかったです。

気功のパフォーマンスとして行うのは、「味替え」です。
飲み物の味替えをします。

気功に興味がある方は、「気が出せる」「気の玉が作れる」ということに興奮しますが、一般の方は、それで何ができるの?というところが疑問点になります。

「気を流して、ヒーリングします。」と言っても、具体性がないのでもう少し具体的にまとめます。

まず、気は、意識の操作や記憶の操作、それから身体操作ができます。

一般的にも、「もっと意識して」という言葉を使うシーンはあると思いますが、意識力を高めることで、行動が変わります。

意識が変わったことにより行動が変わること、それが「共感覚による内部表現の書き換え」であり、我々は気功と呼んだり現代気功と呼んでいます。

気を流すことによって、血行をよくしたり、神経に働きをかけて運動能力を上げたり、ホルモンに働きをかけて気分や行動を変えたりできます。

あと、「気はどうやって出すんですか?」というご質問を頂きました。

「気が出ている」という意識をするだけなのですが、「意識に上げること」が重要です。

ただ、こればかりは、食べたことのない味や食感を想像してもらうのと同じで、実際に体験してもらわないと、わからないと思います。

まとめると、気功をよく知らない人は、気功を始めると、身体や脳の使い方が上がり、「日常生活においてパフォーマンスが上がる」ということです。

苫米地さんの本の読者向けに書くと、気功を始めると、抽象度が上がりIQが上がる、世の中が洗脳が見えるようになり、脱洗脳ができてくる、という点だと思います。

あえて、「現代気功」と言いますが、現代気功は超能力ではなく、脳機能の一つの使い方を知ることができるツールです。

科学ベースですので、汎用性が高く、誰でも取り扱うことができます。

 

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