作曲のアレンジのコツ。最初はドラムやリズムパターンを決める

曲のアレンジの順番と基礎は、ドラムなどのリズムパターンを決めるところから始めます。

バンドアレンジやダンス曲のアレンジなどでも、リズムパターンが重要となってきます。

リズムパターンから作る理由

音楽の3大要素は「リズム・メロディー・ハーモニー」です。

音楽にとって、リズムは重要です。

ジャンルの違いがリズムパターンの違い、と言っても過言ではありません。

自分が好きなジャンルの曲を作るのであれば、自分の好きなジャンルのリズムパターンの研究が必要です。

例えば、ロック調の曲を作るのであれば、「8ビート」を、ファンク調の曲を作るのであれば、「16ビート」の研究をして行きます。

業界で言われているのが、お店で流れる有線などから聞こえてくるのは、ボーカルとドラム(リズム)だけと言われています。

つまり、ドラムなどのリズムは、こだわるべきなのです。

基本、音楽のほとんどはダンスミュージックです。
音楽を聴いて、身体が揺れなければ、いいグルーヴがあるとは言えません。

基本のビートは3種類

  • 4ビート
  • 8ビート
  • 16ビート

この3つが基本のビートとなります。

4ビートというのは、4分の4拍子に4分音符が基本となり、2拍目4拍目にアクセントのあるビートのことを言います。

8ビートは、8分音符、16ビートは16分音符が多く使われます。
どれも、2拍目4拍目にアクセントがあります。

ドラムのアレンジのやり方

今回はバンドのドラムのアレンジ方法について解説します。

まずは、1コーラス(AメロBメロサビ)を作り、それを基に曲の全体図を作ります。
この2つは過去の記事で解説してますので、まだ読んでない方は過去の記事をご覧下さい。

曲の全体図を俯瞰して、どこを盛り上げて、どこをおとなしくするか、ドラムのアレンジを始める前に決めておきます。

ドラムを打ち込みながら確認するので、できれば、パソコンがあり、DTMソフトも持っていると話が早いです。

ドラムの基本パターン

曲の全体図を俯瞰しながら、メインとなるドラムパターンを決めていきます。

アレンジは基本、やり過ぎて下さい。

一番やり過ぎたアレンジから、引き算で緩急をつけます。

ライブで再現ができるかどうかは考えずに、音源化した時のことイメージしてアレンジします。

AメロBメロサビのドラムパターンは、違う曲を組み合わせたんじゃないかと思うぐらい違うパターンを持ってきた方が、聞いている方も飽きません。

少し考えるのは、AメロとBメロなどの繋ぎ目だけです。
繋ぎ目の作り方は、何度も作っているうちに慣れて行きます。

フィルイン、フィルアウトを工夫して下さい。

今回は8ビートで解説します。

ドラムの3点セットと言えば、「ハイハット、スネア、バスドラ」です。

この3つでビートを刻みます。

ハイハットは8分音符で「チッチッチッチッチッチッチッチッ」と刻みます。

スネアは2拍目と4拍目に「パンッ」と刻みます。

最後にバスドラですが、基本バスドラがビートを決めます。
つまり、ドラムのアレンジはバスドラのアレンジでもあります。

どんなパターンがあるかわかならい場合は、自分の好きなバンドのバンドスコアを手に入れて、ドラムパターンを参考にしてみて下さい。

ドラムのアレンジが終わったら次はベースのアレンジをします。

 

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