個人的な趣味の話です。
釣りは、子供の頃から好きで、海の防波堤で釣りをしたり、釣り堀に何回か親と行っていた記憶があります。
大人になってからは、ミュージシャン仲間と船に乗って釣りをしたり、いろんな海や、管理釣り場に行ってニジマス(トラウト)釣りをしていたりしました。
今回は、最近知り合った方がへら鮒釣りをしていると聞いて、お願いして、へら鮒釣りに連れて行ってもらいました。
へら鮒釣りは初めてだったので、釣りの道具は全部お借りして、釣りを楽しみました。
ゴルフも同じだと思いますが、恰好やゴルフ道具を全部揃えるとなると、結構な金額になります。
苫米地さんのゴール設定の本の中に、趣味のゴールの設定がありますが、趣味がある人生と趣味がない人生では、人生の幸福度が変わって来るので、趣味のゴール設定はおすすめです。
一度、ほとんどの人間関係をリセットしたことがあるのですが、孤独は辛いものがあったり、何をやっても、楽しさが半減することを実感しました。
人間関係にトラブルは付き物ですが、自分のテントの周りにも人がいないソロキャンプや無人島生活などを想像してみたり、実際に行ってみれば、多少のトラブルの方がましに思えてきます。
トラブルなんてないことにつきますが、人間関係は大事です。
聞いたことのある質問だと思いますが、無人島に3つまで持ち込めるのがあるとすれば、何を持って行く?という質問があります。
定番は、ライター・ナイフ・水だったり、釣り竿・釣り糸・釣り針だったりすると思います。
子供の頃に、病院の待合室に合った、さいとうたかをの「サバイバル」という漫画を読んで、サバイバルに興味が湧いたことを思い出します。
それもあって、時間がある時は、山登りをしたり、釣りをしたりしています。
へら鮒釣りの話に戻しますが、同じ釣りなのに、ちょっと言い方が違うのが面白かったです。
海では、目的でない魚が釣れると、外道(げどう)と言いますが、へら鮒釣りでは、「じゃみ」と言っていました。
あとは、魚のあたりの合わせ方が、他の釣りとは違いました。
釣りは、食べることが目的な事が多いので、必ず釣りあげられるように、しっかりとあたりを合わせます。
あたりを合わせるというのは、釣り糸を垂らした後に、魚がえさがツンツンとして来て、釣り針を魚が吸い込んだ時に釣り針が魚の口にしっかりと引っかかるように、釣竿を動かす動作のことです。
へら鮒を食べる人はほとんどいないので、釣った時の魚の引きを楽しんだり、エサの調合や釣り方・仕掛けの工夫を楽しむものだと思います。
魚のあたりは、魚の種類によって違うのですが、へら鮒のあたりは一瞬なので、絶妙なタイミング合わせるのが醍醐味です。
一緒に行った人は、同じ仕掛けと同じエサで挑みましたが、釣果は3倍ぐらい差が着きました。
釣り糸は、素材が違ったり、太さが違うものがたくさんあります。
釣り方や目的によって使い分けます。
ざっくりと説明すると、釣り糸が太ければ、釣り糸が落下するスピードが変わって来ます。
今回は、エサをゆっくりと浮遊させるために、まあまあ細い糸を使っていました。
海釣りなど、他の釣りのような合わせ方をしてしまったので、あたりが合った最初の2回は、強く合わせ過ぎてしまい、糸が切れてしまいました。
筋肉のコントロールを調整して、なんとか3回目のわかりやすいあたりで、釣りあげることに成功しました。
あと、面白いと感じたのは、スレ掛かりと言って、魚の口以外に針が引っかかって釣れると、みんな異様に悔しがります。
その理由として、へら鮒はルールがしっかりとしているので、競技というかスポーツフィッシングとして、へら鮒釣りを楽しんでいる人は、スレ掛かりはカウントに入れられないので、悔しがるようです。
「釣れた」のではなく、「釣った」というファクトが重要なようです。
では、なぜ釣れてしまうのか?というと、釣り方に答えがあります。
へら鮒釣りは、練りえさを使って釣ることが多いです。
練りえさが水中でばらけて魚を集めます。
その時に、へら鮒がわんさかいるので、浮きに反応が出て、合わせようと思って釣り竿を上げた時に、他の魚の尾っぽや胸ビレに勝手に引っかかって釣れてしまいます。
練りえさは、水中に入れておけばすぐになくなってしまうので、テンポよくエサを付けて、釣り糸を垂らすことが重要になって来ます。
と、まあこんな感じですが、へら鮒釣りは、頭もよく使うので、面白い釣りでした。
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