バッハと数学とヒーリングの関係性。アルゴリズムを走らせる

現代音楽は一人の天才によって、なりたっています。

それがバッハです。日本では音楽の父とも呼ばれていますね。

バッハと数学と気功(ヒーリング)の関係についてさらっと解説します。

バッハ

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)は18世紀に活躍したドイツ人の音楽家です。

バッハと言えば、「平均律クラヴィーア曲集」「フーガ」が有名ですね。

「新バッハ全集」には1100曲もの作品が入ってます。
作曲を始めたい人が、一曲も作れないと嘆いている場合ではないです。

バッハの代表曲で聞き覚えがある曲は、「小フーガ ト短調 BWV578」「主よ、人の望みの喜びよ」「G線上のアリア」「トッカータとフーガニ短調」あたりではないでしょうか?

私が学生の時は音楽部(弦楽)でヴァイオリンを弾き「主よ、人の望みの喜びよ」「G線上のアリア」は合奏しました。

冒頭にも書きましたが、なぜ、現代音楽に多大な影響を与えているのかと言うと、バッハが音楽を一般化したとも言えるからです。

ポピュラー音楽(西洋音楽)は、ポピュラーと名の付く通り一般化(大衆化)されています。

なぜ一般化されているのかというと、チューニングの問題です。

チューニングで、A(ラ)を440Hzを基準とした平均律に統一したので、楽器の調律の難易度がさがりました。
場所(地域)や楽団によっては、441Hzだったり442Hzだったりしますが440Hzが一般的です。

民族楽器をさわるとわかりますが、いろんな音階があります。

平均律以前は、「純正律」で曲が作られていました。
純正律は平均律のコードと比べてみるとわかりやすいのですが、そのキーの中で一番綺麗なハーモニーが出せるチューニング方法です。

純正律で「ドレミ・・・」と弾いても、平均律より綺麗な音階が聞けます。
ダブルシャープやダブルフラットがある理由は、本当はただ一音上がるのではなく、ダブルシャープやダブルフラットの本当の音(周波数)があるということです。

純正律の問題は「ピアノ」や「チェンバロ」と言った、ギターの様に簡単にチューニングできない楽器では、12キー(音階)の楽器が必要となります。

ブルースハープ(ハーモニカ)は12キー分のセットで売られていたり、ハーモニカにつまみが付いていて、回せばキーが変えられます。

平均律は、低い「ド」から高い「ド」の1オクターブを均等に12分割したものです。

ピアノが平均律で調律(チューニング)されたことによって、一台でいろんな曲が弾けるようになりました。

今でもそうだと思う節はありますが、大金持ちしか楽器の演奏ができなかったのに、一般市民でも12台揃えなくても手が出せる楽器になったのです。

平均律の何が良いかと言うと、チューニングもそうですが、曲中に気軽に転調ができることです。
共感覚者は曲の途中で同じフレーズをただ転調するのは、音のイメージの色や手触りが変わるので気持ち悪いそうです。

カラオケでキーチェンジが簡単に行えるのも、平均律が成せる技です。

平均律で残念なことは、本当に綺麗なハーモニーではないということです。

世界で一番美しいと言われている「ウィーン少年合唱団」は純正律で歌っています。

バッハと数学と気功(ヒーリング)

バッハの曲は数学的に作られています。

音は波(なみ)なので、周波数によって、ぶつかったり重なったりします。
一般的に言うと「かえるの歌」のように輪唱(りんしょう)する曲がありますが、計算して作ったとしか言い様がありません。

あまり有名な曲ではないですが、「無限カノン」の一つを紹介します。

いかにもバッハらしい曲だったと思います。

バッハと数学と気功の関係性ですが、気功はアルゴリズムを走らせる感覚があると上達します。

気功技術もそうですが、スタート(発火)したら、アルゴリズムがずっと動き続けます。

アルゴリズムとは、システムやプログラミングのようなものです。

気功はアンカーとトリガーの技術なので、アルゴリズムでアンカーとトリガーをプログラミングする感覚です。

無限の全貌は見ることは出来ませんが、無限が無限であるということは想像ができます。

結界という気功技術は気の玉に役割を持たせて、自分にヒーリングしたり、他者にヒーリングします。

その役割がアルゴリズムであり、プログラミングの感覚です。

トラウマのように何度も思い出してしまうのは、アルゴリズムが働いているからです。

トラウマは思い出すのをやめれば良いだけです。
もしくは、解釈を書き換えたり、記憶を思い出しにくくします。

CMやキャッチーなメロディーが頭の中をリフレインしてしまうのも、アルゴリズムが作動しているからです。

では、なぜ一度発火した気功技術が永遠に続かないかと言うと、脳はすぐに飽きてしまうからです。

その問題を解決するのは、習慣化するまで淡々とやり続けることが一つ上げられます。

脳は手抜き名人なので、重要なことしか続けません。
脳に重要と思わせたり、習慣化させることで、気功技術を発火し続けることが可能になります。

「礼に始まり礼で終わる」ことも重要です。
終りが無ければ、系が閉じることがありません。
コンピューターで言えば計算量が爆発して動かなくなります。
格闘技で、もし終りが無ければ、悲惨なことになります。

気功も、礼に始まり礼で終わります。

勉強も仕事も「始まりと終り」の時間を設定して行った方が、脳が勝手に計算してくれて、効率よくはかどります。

「実無限」や「可能無限」や「パラドックス」というものがあると知るだけでも、気功のレベルが上がります。

 

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