フォトリーディングのカラクリとやり方。嘘みたいな効果

フォトリーディングやキーワードリーディングのからくりです。

嘘みたいな効果の出し方や、どうのように活用していくのかも解説していきます。

フォトリーディングのからくり

フォトリーディングとは、写真を撮るように、本の情報を脳に送り込む速読術です。

フォトリーディングのからくりは、無意識を利用したものです。
サブリミナル効果を利用したものです。

かつては、広告やアニメや映画などに使われ、無意識に書き込まれました。

例えば、デジタル時計が、自分の誕生日や大切な人の誕生日と同じ数字が並んだ時に、時計を見ていた訳でもないのに、急に時計が目に飛び込んできます。

視野は広いのに、自分に重要なものだけを見るようにスコトーマによって消されます。

普段、自分の鼻の頭は、視野に入っているのに、脳がスコトーマにして消してます。

フォトリーディングで重要なことは、その無意識に取り込まれた情報を意識に上げる作業です。

どうやって取り出すのかというと、自分の脳に「質問」をすることです。

逆に答えのないような質問をすると、脳の機能を無駄遣いしてしまいます。
「あの人の名前なんだっけな?」となかなか思い出せなくても、2日後に急に思い出すこともあると思います。

脳は質問するとずっと、脳内を検索してます。

重要となってくるのは「質問力」です。
知らないことは質問すら出来ないので、知識量が鍵を握ります。

フォトリーディングは、内容を知らない本を読むのには適しません。

では、どうフォトリーディングを活用するのかというと、自分にとってこの本は重要かどうかの判断するのに使います。

キーワードリーディング

ある単語に焦点を当てて、その単語が出てきた時に、その前後の文章を読む方法です。

英語のテストのリーディングのテクニックで、使われていることが多いのでしょうか?

私が学生の時に、好きなバンドがテレビに出てないか、毎日、テレビ欄をキーワードリーディングをしていた記憶があります。

自分の部屋で赤いものを探して見ましょう。と部屋をぐるっと見渡したら、赤いものが見つかると思います。

同時に、青いものもありましたか?と聞くと、もう一度見渡さないと、思い出せないはずです。

新しい知識を入れる為に本を読むのに、焦点を絞りすぎると、新しい情報が入ってきません。

キーワードリーディングは、読み返したい本で、思い出したい文章を見つける為ぐらいなら、使えると思います。

目次だけみて、気になるキーワードを探すのにも使えます。
じっくり読むべき本なのかそうではない本なのかの選別に使いましょう。

速読のまとめ

なぜその本を読むのか?というゴール設定から入り、最初に「目次」「あとがき」を読みます。

同じ本は最低3回は読みましょう。

「目次」「あとがき」と最初の1回目の読書で、ゲシュタルト(全体像)をつかみます。

本は著者との対話だと思って下さい。
文字だけ読んでも、著書の意図はわかりません。

自分の重要性ではなく、著書の重要性の視点で本を読み進めていくことで、本の内容が把握できます。

何の事が書いてあるのかわからない時は、何について書いてあるか把握してない時です。
急に話しかけられて、「何を言っているんだ?」と、面食らってしまう時は、共通項が共有できてない時です。
知人との会話で、「あの人またあんな事やってる~」で、笑いがおきるのは、共通の話題が共有できているからです。

初対面の人に同じことを言っても、「また」の意味が理解できないので、面食らいます。

2回目は、スカスカなゲシュタルトの穴埋めをする感じです。
「こんな事かいてあったっけ?」という事はよくあります。

3回目でようやく、著書の人格になり、隅々まで、本が読めます。

読んでいて、わからない漢字や文字が出てきたら、すぐに調べたり、何かアイディアが浮かんだら、メモを取るのは癖(習慣)にした方が良いです。

 

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