現代気功で言う『秘伝の気』とは何か?それと大周天のカラクリ

気功で扱う気は、先天の気、後天の気、秘伝の気とあります。

先天の気とは、親から受け継いだ気です。
わかりやすく言うと、DNAなどの遺伝子情報です。

後天の気とは、生まれてから取り入れた気のことです。
わかりやすく言うと、食事や環境や知識などの情報です。

秘伝の気とは、ぼやかしていうと、宇宙エネルギーのようなもののことを言っています。
気功をする時に、「自分の気を使うと気が枯渇してしまうので、秘伝の気を使いましょう」という風に勧めます。

現代気功でいう秘伝の気は、情報を情報で書き換えるようなもののことを言っています。

例えば、よく学校や職場で「気を使う人・気が付く人」がいます。
親子関係でも、親が子に気を使ったり、子が親に気を使ったりします。

他人に気を使うと、観察力も集中力も必要なので、当然、疲れを感じると思います。
精神的な疲れです。

これを、現代気功では、どうするのかというと、ルールやシステムを変えて自動化する感じです。

一般的には、やってほしいことをルールにしたり、やってほしくないことは、禁止事項にしてしまいます。
それが「ルールやシステムを書き換える」ということに繋がります。

気功整体で言えば、身体の使い方や意識の使い方を書き換えることで、身体のパフォーマンス力が上がります。

抽象度高く言うと、情報で情報を書き換えます。
現代気功でいうと、宇宙エネルギーは情報宇宙のことを指してます。

このルールやシステムを書き換えられるのは、ヒエラルキーのトップです。
この構造が観えると、世の中が観えてきます。(たぶん)

 

「IQが低い人は現代気功ができない」という言い方をよくします。
この意味は、まず、情報が観えてないので、観えてないものは書き換えられないという論理です。

なので、「IQを上げましょう」「抽象度を上げましょう」ということがよく言われます。
俯瞰すれば物事が良く見えるからです。

自分で「IQが低い」「頭が悪い」と思うことは謙虚で良いのですが、そこで話が終わってしまうと、思考停止状態になってしまいます。

「IQが低いから○○する」「頭が悪いから○○する」という話の続きがあるだけで、パフォーマンス力は変わってきます。

ネガティブ思考をネガティブのままにするのではなく、ネガティブも原動力にも使えます。

 

秘伝の気は自分の気を使わないので、疲れないイメージがあるかも知れませんが、気が枯渇しないというだけで、脳は疲れます。

脳をフル回転させて、考え続けることが、大周天にもなります。
悪い例は、いわゆる、「うつ状態」の人は、ネガティブなことで脳をフル回転させて、大周天を起こしているので、後ろ姿だけ観てもわかると思います。
そして、深いトランスに入っているので、少し近づいただけでも、引きずり込まれます。

「うつ状態の人」は怠けているように見えますが、脳をフル回転させて、他に何も考えられなく、動けなくなっているだけです。

では、どうすれば良いのかというと、違うトランスに入れたり、システムを変えることで解決することがあります。

「うつ」になりやすい人は、元々持っているポテンシャルが高いので、脳の使い方を変えれば、よいヒーラーになれる可能性を秘めています。
芸術の世界でも、そういう方は活躍しています。

大周天を大きくしたい方は、たくさん自分に疑問や質問を投げかけて、脳をフル回転させてください。

そうすると、いわゆるオーラのある人になります。

 

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