「気を流すの」と「封入の違い」は、気の出力の違いです。
気を流すのは、近くのコンビニに歩いて行く感じです。
封入は、近くのコンビニに飛行機で移動する感じです。
何が言いたいかというと、「目的に合わせて使い方を変えましょう」ということです。
モノの使い方を工夫して、色んな発想できるのが、IQの高さによるものだったりします。
はじめての気功では、「気を流す」のと「封入」の両方を伝授します。
しかも、封入の前に浄化のワークもします。
実は、封入は浄化でもあります。
混乱するかも知れませんが、浄化だけのワークもあります。
浄化は邪気を取るという設定で、浄化します。
これは意識の違いです。
封入のワークをする時は、浄化してから封入のワークをするように伝えています。
なぜ、そう教えるのかというと、浄化のワークも封入のワークも同時にできるからです。
効率の良さを求めてしまうので、わかりにくいと思いますが、一連の流れの中でいろんなことをやっています。
封入が浄化になるというカラクリは、例えば、バケツの水を浄化したいと思った時に、大量の水を流し込んで入れ替えて浄化するような感じです。
この文脈でいうと「気を流す」というのは、シャワーでバケツの水を少しずつ足して入れ替える感じです。
ナイフで例えると、大木から彫刻を作る時に、小刀ナイフで時間をかけて少しずつ削って彫刻を完成させて行くのと、チェンソーだけで大木を削って彫刻完成させて行く違いのようなものです。
もちろん、チェンソーも小刀ナイフも使えた方が良いです。
食べ物で例えると、ご飯にかける「ふりかけ」のようなものです。
気を流すは、ちょうど良い具合に微調整をしながら、味の変化を楽しめる「ふりかけ」を使う感じです。
封入は、ふりかけのフタを開けて、中身を全部ごはんにかけるような感じです。
そうすると、味の濃い「ふりかけ」が主役になります。
なかやまきんに君のネタのように、ボン・ジョビの「It’s my life」を流しながら、「やぁー」の掛け声と共に調味料の中身を全部出してしまう感じです。
講座では、人の施術の時は気を流すところから始めます。
気功水など、モノを書き換える時は、封入から始めます。
音楽と例えると、小さい音も大きい音もコントロールして出せる練習のようなものです。
強弱のコントロールが出来る様になって、ちょうど良いバランス感覚が身につくと思います。
あと、重要なことは、人に施術をする時に、封入で一瞬で終わらしてしまっても、クライアントが納得しないこともあり得るからです。
人の記憶は曖昧です。
手品で、一瞬でものを入れ替えたりする手品があると思いますが、変化に気付かなければなかったことになります。
手品は、「今、目の前で手品しましたよ。」と伝えなければ、ほとんどの人は気付かないです。
人を施術する時は、丁寧にフィードバックを取りながら、コミュニケーションを取って、心と身体を癒す感じです。
術者が面白いことは、クライアントはつまらなく、クライアントが喜ぶようなことは、術者がつまらないことが多いです。
催眠術がヒプノセラピーではなく、催眠ショーのようにパフォーマンス重視の方が喜ばれるのと似ています。
「気を流す」「気の玉を封入する」だけでも、充分に効果が出ますが、時間短縮のために、気功技術を使うこともあります。
気功技術はアンカーとトリガーの技術です。
気功技術を使うことで、機能の付いた「気」を使います。
気功技術とは、「システム」「アルゴリズム」「プログラミング」のようなものです。
例えば、エクセルで「Σ(シグマ)」を使えば、一瞬で範囲内の数を足し算してくれるようなものです。
練習では、「気を流す」と「封入」のワークをたくさんして精度を上げておきます。
いざ、クライアントのヒーリングとなった時は、クライアントの状況を観てから「気」を流すのか「封入」を使うのか「気功技術」を使うのか、という判断します。
「トンカチを持つとすべてが釘に見える」ということわざがあります。
気功を習いたての頃は、たくさん気功をやりたくなりますが、まずは、モノでたくさん試して行くのも、一つの道です。
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