日本人が「山」と言うと、富士山や木々が生い茂った、緑色の山を想像すると思いますが、欧米人で「mountain」(マウンテン)と言うと、岩山だったり、日本で言う「はげ山」を想像します。
鬼も同じで、日本人がイメージする鬼は、画像や絵画を見せない限り、外国人と同じイメージではありません。
日本の鬼に近いものを英語で言うと
- ogre(オウガ)
- demon(デーモン)
- devil(デビル)
の3つになります。
どちらかと言うと、「Ogre」の方がイメージは近いと思います。
TVゲームの世界のファイナルファンタジーでは、「オーガ」(※英語の発音はオウガ)は、敵キャラでよく出てきます。
日本の鬼を説明したい時は、「Japanese Ogre」や「ONI」と言ってから、風水の話をしましょう。
諸説ありますが、日本の鬼は、風水で鬼門とされる方角の「丑寅」の「牛」と「虎」がモチーフとなっています。
牛の角が生えていて、虎柄の腰巻をしています。
中国では、鬼は違う意味で、死人や幽霊のことを言います。
鬼が赤いのは、外国人を知らない日本人が、よっぱらっている白人を、鬼と勘違いして、赤いという説もあります。
青いのは船酔いか何かでグロッキー状態だったのでしょうか?笑
日本の鬼は、日本妖怪なので、外国人がイメージしている鬼と違います。
外国人に説明する時は、鬼の画像を見せながら説明しましょう。
節分の掛け声を英語で言うと
「鬼は外、福は内」
は
「Oni ha soto,fuku ha uti」
「って英語になってないじゃないか」と、突っ込みが聞こえてきそうですが、日本の風習なので、わざわざ英語で言う必要はありません。
節分の掛け声を説明する時は、
「鬼は外」は「デビルズアウト」
「福は内」は「グッドラックイン」
でも大丈夫です。
他の言い方もありますが、要は、悪いものを出して、良い物を取り入れる儀式と伝われば、大丈夫です。
鬼ごっこの鬼は「It」
鬼ごっこを表現する英語は何種類かあります。
鬼ごっこ = tag
鬼ごっこをする = play tag
「tag」は「触る」という意味もあります。
鬼ごっこでの鬼役の人を「It」(イット)と言います。
映画の「IT/イット」もこれで意味がわかりますね。
Who’s it ?(誰が鬼なの?)
I’m it . (私が鬼よ。)
You are it . (あなたが鬼よ。)
と、いう会話をします。
余談ですが、
洋服のタグなども同じ「tag」を使います。
この時は「付け札」という意味です。
プロレスでは、「タッグチーム」「tag team」と呼ばれる、2対2の試合があります。
タッチをして交代すことから、「tag」が使われています。
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