人間を知るのによい方法の1つは人工知能を知ることです。
人間の脳の仕組み、認知の仕組みを解明して、人工的な知能をコンピューターにインソールします。
人間の情動についてわかる本
著書苫米地英人の『人間は「心が折れる」からこそ価値がある』を紹介します。
この本は人工知能への思い違いがわかります。
例えば、心がない(情動)がないコンピューターと共に、何か作業しているとします。
人間はすぐに、「疲れた」や「面倒くさい」と情動によって、作業をやめることがありますが、疲れも心も折れない人工知能はずっとやり続けます。
すると、人間は、人工知能にまったくついていけなくなります。
どういうことかというと、人間が学校の勉強のような学習を、人工知能から教わるとします。
人工知能が先生の変わりです。
まったく休憩なく、ずっと教え続けるので、人間の方がまいってしまうということです。
人間らしさはとは何か?これから来る人工知能時代はどういうものなのか?というのがわかる本になってます。
人工知能の歴史
他の2冊の本もご紹介します。
現在は第3次人工知能ブームです。
第1次人工知能ブームは、1960年頃です。
第2次の人工知能ブームの1980年頃から、映画やアニメやドラマでもたくさん取り上げられていたのではないでしょうか。
「ドラえもん」「21エモン」「ターミネーター」「スターウォーズ」「ナイトライダー」などの「人型」「ネコ型」「車型」の人工知能を搭載したコンピューターが登場しています。
第3次人工知能ブームは2010年代です。
「ペッパー君」「お掃除ロボットのルンバ」など一般家庭でも身近なものになってきました。
人工知能と名人との対決で、「将棋」「オセロ」「チェス」「クイズ」が人間に勝ったことで、一時期話題にも上がりましたね。
人工知能がよくわかる映画は、「A.I.」「アンドリューNDR114」「2001年宇宙の旅」「her/世界でひとつの彼女」「トランセンデンス」です。
ディープラーニング
ディープラーニングとは、「深層学習」のことで、人間の学習の方法とは違うやり方です。
ディープラーニングが「ネコを学習」したと話題になりました。
どういうことかというと、通常画像認識は、全く同じ画像ではないとエラーになります。
顔認証や指紋認証などありますが、だいたい同じで認証してしまってはセキュリティーの意味がありません。
パスワードと同じで、1文字でも合わなければ、認証されないということです。
まったく同じ画像でないのに、ネコが認識できたということが話題に上がっています。
ここで重要なのは、教師なしで学習したということが、すごいことです。
大量の画像を見て、
「コンピューターは猫がどういうものであるか人間に教えられること無く、自力で理解した。」
と、いうことです。
何がすごいのかわからない人も多いと思いますが、人間脳はそれほど「高度」に出来ているというのがわかります。
苫米地さんの言葉でいうならば、「人間は生まれながら大天才」です。
その潜在能力を引き出すのが、「脳の使い方」であり「気功」でもあります。
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