のび太の結界とジャイアンの結界の違い

他人を寄せ付けなくする結界はできるのか?と、いうことを考えてみましょう。

結界は、気の玉を自分の周りに4つ置くことで出来ます。

結界に似たものが大周天だったり、オーラだったりします。

人間関係で結界を使いたい場合は、結界は目に見えない看板のようなものです。
それが、「立ち入り禁止の看板」のようなものです。

現実でも考えてほしいのですが、この立ち入り禁止の看板は誰が張ったのか?という所が効力の差を生みます。

例えば、ドラえもんの世界で考えみます。
のび太が空き地に、秘密基地を作り、立ち入り禁止の看板を立てたとします。
ジャイアンはこの立ち入り禁止の看板をみて、立ち入らないで帰るのでしょうか?
ジャイアンは、のび太がこの立ち入り禁止の看板を立てたことを知っています。

逆に、ジャイアンが空き地に、秘密基地を作り、立ち入り禁止の看板を立てたとします。
この時に、のび太は、ジャイアンが立てた、立ち入り禁止の看板のルールを守るのでしょうか?

日常会話でも、「あの人は気が強い」「あの人は気が弱い」という言い方をすると思います。

文字通りの気が弱い人が、結界を張っても、気の弱い結界しかできないのです。
気功は、術者のレベルがそのまま反映されます。

気の強い人は、気の弱い人の結界に、簡単に入って行きます。
魔法系や呪術系のアニメや漫画では、よく表現されているシーンです。

ただ、気の強い人は、打たれ弱く、誰からも何も言われないようにするために、虚勢を張っている人が多いです。
本当に気の強い人と、虚勢を張ってるだけの人の違いの見極めは、軸があったり、芯があったりします。

職場、近隣近所、学校などで、結界を張って人間関係を対処したいという方は、結構います。

職場や近所付き合いの人間関係をこじらせるのは、些細なことが多いです。
「話しかけても返事がなかったり、返答が曖昧」「仕事を教えてあげたり、手伝ってもお礼がない」「挨拶がない」「飲み会やイベント事に参加しない」など、些細なことです。

結論、どっちもどっちなのですが、人は平等や公平さを求めるので、何か他人にした場合、相手からの反応がないと、私を「拒絶されたり、否定された」と思い込み、攻撃的になる人もいます。

知らず知らずのうちに、人の親切心を踏みにじってしまっていて、多くの敵を作っています。

「人の話聞いてる?」「私のこと無視してる?」など、言われたことがある人は要注意です。
日ごろの態度やコミュニケーション不足で、人間関係をこじらせています。

受け手は無視することで、「この態度で興味がないことがわかるでしょ?」と思っていると思いますが、ますます相手を逆立てして、当たりが強くなっていきます。

大人しい人がいじめられる構造です。

世の中、無償の愛とは上手く行かないもので、多くの人は、見返りを求めます。

人間関係でやっかいなのは、他人の悪口を聞かされた時です。
返答次第では、「あんた、あっちの味方なの?」と勘違いされ、「敵」に認定され、相手を攻撃的な人に変貌させます。

家族、学校、職場などの人間関係には、必ずヒエラルキーがあります。
ヒエラルキーとは、「階層構造」のことです。
会社では、「社長」がいて「部長」がいてというように、わかりやすい階層構造になっていますが、同じ役職の人でも、上下関係はあります。

気功は、「下から上は書き換えられない」という風によく言います。
会社の決定権は、多くの場合は代表取締役社長にあります。
代表取締役社長がダメと言ったのに、部長が良いと言ったから、決定することはあまりないと思います。

他人にちょっかいや、いじって来る人は、どこかで、自分より下の人と思っています。
いじりが得意なお笑い芸人でも、「あの人は怖いからいじれない」というのは、どこでヒエラルキーを感じています。

何が言いたいか言うと、いじられないように、結界を張っても、ヒエラルキーで下に思われている以上、結界の効力はない、ということです。

では、どうすれば良いのかというと、相手より上の立場になれば良いだけです。

いじられる人は、自分に自信がない人が多いです。
自分に自信をつける為におすすめするのは、筋トレです。
筋肉だけは、何歳になっても成長し続けます。

それと、姿勢の良さも重要です。
軸や芯がある人は、他人の影響を受けにくくなります。

 

スポーツジムなどで、重いものを持った時の感覚を、臨場感として気功でも使えます。

重たいものを持ち上げて、「重い」とはどういうことか知らないと、臨場感が湧きません。

「あの人重い雰囲気があるよね」や「あの人軽いよね」みたいな会話があると思いますが、実際に脳は、重さや軽さを感じています。

スポーツジムに行って、ダンベルやバーベルを軽いものから持ち上げて行って、自分が持ち上げられない重さを知ることが重要です。

気の玉の浄化も、自分が持ち上げられない重さのものを動かす感覚で邪気を払うことで、浄化のレベルが上がります。

 

職場で自分の苦手な人を寄せ付けたくないのであれば、重い結界を張ってみるもの一つの手です。

重い結界を張るには、重いものを持ち上げた時の臨場感を使います。

ただ、立場を変えてみたり、重い結界を張っても、上手く行かない時は上手く行きません。
上手く行かない理由は、他人をコントロールしようとしているからです。

自分を変えた方が早いことがあります。
その時は、結界をアバターに変えます。

アバターについては、この本に書かれています。

面倒な人間関係で、怒られたり、注意を受けたり、嫌味を言われるときは、アバターを前に出しておいて、アバターが言われている臨場感を持ちます。

ただ、自分の肉体ではない、スマホやメガネや洋服や車など、自分の所有物が汚れたり、触られたりするのが嫌な人は、アバターも自分の所有物のようになっていると、あまり効果はありません。

他人が怒られているのを見ているのが平気な人は、アバターを出しておけば平気になります。

影響を受けやすい人は、自分と切り離せるアバターにする必要があります。

一つの手として、仕掛けてくる本人のアバターを自分の前に置きます。
そうすると、「自分で自分のことに何か言ったり、やっている人」という構造が出来ます。
それを俯瞰して、やり過ごすことで、自分に影響が出にくくなります。

自分は相手を映し出す鑑になるのですが、その鑑をアバターにするということです。

まとめると、気の弱い人が結界を張っても、弱い結界しか張れない。
身体を鍛えることでメンタルも鍛えられる。
相手のアバターを自分の前に設置する。
です。

 

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