効率的な英会話教材の使い方を解説します。
多くの人は、聴いた気になったり、読んだ気になったり、覚えた気になって終りです。
どうやって教材を使いこなせば、英会話が上達するのか?
英会話はこの順番から始める
英会話の勉強をはじめようと思うと、英語の勉強も同時に習得しようと考えると思います。
英語の勉強と一言で言っても、いろんな種類があります。
- リスニング(聴く)
- スピーキング(話す)
- リーディング(読む)
- ライティング(書く)
まず、この4種類に分類されます。
英会話に必要なのは、「リスニング」と「スピーキング」です。
リスニングとは、「意識して聴く」ことです。
似たような言葉で、ヒアリングもありますが、ヒアリングとは、「聞こえる」という意味です。
リスニングとヒアリングの違いは、意識の違いです。
スピーキングとトーキングも似ているようで違いがあります。
スピーキングとは、一方的に話すことで、トーキングは会話することです。
最初は、相手の言っている内容が解らないので、自己主張する為にスピーキングが多くなると思います。
聞き流すだけのリスニングは話せるようにならない
英会話に必要なスキルは、リスニングとスピーキングです。
リスニングの能力を上げる方法は、いろいろあります。
英会話の音声教材を聞き流したり、海外ドラマを字幕なしでたくさんみる方法など、いろんな方法があります。
しかし、大人になってからでは、基礎知識がなければ、1万時間聞き流しても、ほとんどの方は、無駄な時間になります。
聞き流す練習は、聞き流す行為が上達します。
聞き流すだけで、会話が理解できるようになるなら、犬やイルカの鳴き声を長時間聞くだけで、動物と会話が出来る人が続出するはずです。
リスニングの上達する方法をお伝えします。
脳は知っているものしか、認知できないのです。
自分が発音できる英語しか認識できません。
スピーキングのスキルを上げる方法
音声付きの教材をお持ちでしたら、CDやMP3の音声教材を使います。
海外ドラマでも、英語の字幕を表示できるものあるので、教材として使えます。
答えとなる英文を見ないで、音声教材を再生して下さい。
ここからが重要です。
教材の英会話を耳コピして、完コピを目指します。
完コピとは、完全コピーのことです。
音楽で言えば、耳コピからの完コピです。
耳コピとは、楽譜がない状態で、耳だけで音階とリズムをさぐって、そのまま演奏したり、楽譜に書き写すことです。
多くの人は、教材のフレーズは一度なぞって発音したら終わりです。
そうではなく、CD教材などの音声とまったく同じ発音で、同じリズムで、同じイントネーションを意識して、CDの音声とまったく声が重なるまで反復します。
ゆっくり再生できるアプリがあるならゆっくりから始めた方が、効率よく出来ます。
最初は、一つのピリオドまでの1文を何度も聞いて、紙やノートに聞こえたまま、書きます。
知っている単語は英語で、知らない単語はカタカナで、聞こえたまま書きましょう。
10分くらいやってみて、「もうこれ以上聞き取れない」というところまで脳に負荷をかけてから、答えとなる英文を見ます。
すると、知っている単語も聞き取れないことに気付きます。
前後するの英単語の配列によって、英単語がくっ付いたようになって、はじめて聴く英単語になっていたり、ものすごく短くなって、しかも、小さい声で一瞬過ぎて、聞き取れないことがたくさんあります。
このパターンや法則のようなものをどんどん学習していくと、スピーキングとリスリングが上達します。
ある程度、力がついたら、実際に英語圏の人と会話をしてみるしかありません。
おすすめは英会話カフェです。
英会話を教えることに抵抗がない人を探すところから、始まります。
教えることに興味がない人に英会話の質問すると、「私はあなたの先生ではない。」と気分を損ねる場合があります。
まずは、英会話カフェで、どんな会話をするかイメージして下さい。
どんな質問をするのか?どんなことを聞かれるのか?をイメージして、イメージの中から出てきた会話を、日本語でメモを取りましょう。
グーグル翻訳はかなり使えます。
日本語を入力すれば、英語訳と発音が聞けるので、ノートに書き溜めて行きましょう。
一度調べた単語や文章は、毎日復習すれば、一瞬で思い出せるようになります。
まとめ
日本人の英会話は、完璧を求めすぎるために、実践しない人が多いです。
片言の英語でも、コミュケーションは取れますので、話す機会をどんどん作りましょう。
ここで言う片言の英語は、「主語と動詞」です。
日本語での日常会話でも、英語で言うなら、「なんて言うのかな?」「主語と動詞は何かな?」と常に、脳をフル回転させておきましょう。
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