今回は、「気を出す・気を感じる」という気功の基本を重点的に行います。
それと、「気を抜きます」。
※募集は終了しました。
そして、ゴールは、リラックスと脱力です。
リラックスしようとしても、なかなかリラックスできないのは、脳がずっと緊張を続ける信号を出し続けているからです。
何が、原因で、緊張を続けているのかというと、記憶によってです。
意識的に、緊張を生む記憶を再生することもできますが、無意識的に緊張を生み続け、いわゆる、「臨戦態勢」によって、リラックスができてない場合があります。
その臨戦態勢が、ホメオスタシスになってしまっている人もいます。
そこに、アプローチをかけます。
そことは、どこかというと、「アドレナリン」というホルモンです。
アドレナリンを抜いて、リラックス状態を促します。
そのことを、「気を抜く」と言っています。
アドレナリンを抜いて、リラックスを促しますが、使い方は要注意です。
取り扱い注意の気功技術です。自己責任でお願いします。
わかりやすくいうと、音楽で言えば、大事なライブやコンサートやレコーディングが終わった後に、寝込んでしまうような状態です。
仕事で言えば、大事なプロジェクトが終わった後に、疲れがどっと出てきます。
受験勉強や資格の試験が終わった後や、合否の発表の後の感覚です。
アドレナリンによって、身体を動かしてしまっている状態の人は、アドレナリンによって、頑張り過ぎてしまいます。
「疲れ」をアドレナリンによって、感じさせなくしています。
栄養ドリンクやカフェインによって、疲れを誤魔化している感じです。
何を投入しても疲れが吹き飛ぶことはなく、「休息」こそが「疲れ」を解消します。
疲れの解消は、意識的には誤魔化ことしかできないので、無意識にがんばってもらいましょう。
意識はがんばらなくても良いですが、無意識はすぐにさぼるので、そこはがんばってもらうように、訓練をさせていくことが、気功のコツです。
アドレナリンが抜けると、溜まっていた疲れがどっと表に出てきます。
それを、好転反応と言ったりします。
気功技術を使って、意識的に、溜まっていた疲れを表に出して、不測の事態が起こる前に解消してしまいましょう。
日頃から疲れは解消しておきましょう。
アドレナリンを抜くことは、すぐにキレてしまう、「瞬間湯沸かし器」のような人や、考え事で寝付けなかったり、イライラが抜けないで熟睡できない人にも打って付けです。
「休日」を作って、「ほっ」と一息つける、「休息」の時間を作りましょう。
一気に疲れを取りたい場合は、3連休ぐらいあると良いですが、そんなに時間が取れない方は、少しづつ寝る前にアドレナリンを抜いて、時間をかけて、元気になりましょう。
元気とは、「本来の自分の元に戻る」という意味で言っています。
それと、もう一つ要注意なのは、ゴールが消えてしまうことです。
アドレナリンを抜くと、何も考えられなくなるぐらい「ぼー」っと、することもあります。
「誰かを見返したい」「誰かから認められたい」など、「怒り」や「復讐心」ということが原動力やゴールになってしまっている人は、アドレナリンを抜くと何のために頑張っているのかわからなくなります。
自分を知るいい機会になると思いますが、そういう方はこの機会に、ゴールを更新しましょう。
燃え尽き症候群(バーンアウト)のような感覚になる人もいると思います。
「やる気満々」の人の「やる気」を抜いたり、「頑張りすぎる人」の「頑張り」を抜いて、普通の人になる感覚です。
苫米地さんの言う「がんばるのを辞めるとIQが上がる」ということに繋がります。
気功整体としても、アドレナリンを抜くことはかなり使えます。
例えば、ヴァイオリニストの人は、ヴァイオリンをずっと左肩と左あごで挟んでポディションを維持しています。
ヴァイオリニストの肩をさわると、左肩が張っている人は多いです。
ピアニストで言えば、ずっと鍵盤に顔を向けている状態が続けば、首コリやストレートネック状態になります。
ディスクワークのパソコンのキーボードを叩く姿勢によっての首コリや肩こりなども、ピアニストの姿勢とほとんど同じです。
スマホ首という言葉は最近の言葉ですが、要するに、ずっと下を向いたままというのが原因です。
しかも、緊張をしながら、ずっと下を向いているのが記憶として残ります。
姿勢の見直しや、正しく動かしてあげることは、必要ですが、胸鎖乳突筋や斜角筋群と言った、なかなかゆるまない筋肉にも、アドレナリン抜きは有効です。
いわゆる職業病と言われる、仕事で使用頻度の高い部位は、緊張が続いています。
そこに流れる、アドレナリンを抜きます。
わかりやすいフィードバックは、次の日あたりに、そこに筋肉痛のような感じになります。
ずっと、緊張して、筋肉を収縮をさせて、無意識の筋トレ状態の部位がゆるめば、筋肉痛のようになるのは、当たり前の論理です。
ガッチガチの筋肉が、水風船のようにプルンプルンまでゆるむまでには、時間がかかりますが、筋肉痛という痛みでフィードバックが取れて効果が感じられるので、自然と気功が続けられます。
演奏者が抱える悩みとしての「手首の腱鞘炎」にも、光が差します。
「やる気あんのか?」「なんだ、その気の抜けた返事は?」という他人の評価は、軍事教育による社会的洗脳です。
やりたくないことに対して、無理に気持ちを鼓舞させることは終わりにしましょう。
過剰にアドレナリンを出して、IQが下がった状態では、生産性も効率も創造性も欠けます。
アドレナリンが出ると、心臓がバクバクして、手が冷えてきて、手が震え始めて、声が低くなってきます。
アドレナリンが出ている時は、闘争モードなので、怪我をした時に出血し過ぎないように、血管を収縮させます。
血管が収縮するので、手足が冷たくなって来ます。
冷え性という現象にも、光が差します。
アドレナリンを抜いて、「情熱」「血の通った人間」「人としての温もり」を取り戻しましょう。
漫画・刃牙の「敗北を知りたい」という名台詞がありますが、同じように「リラックス・脱力を知りたい」という方にも必見です。
私は、「敗北を知りたい」は、「競争から降りたい」という意味で捉えています。
汎用性の高い「ピエタ」という気功技術と同じぐらい、「アドレナリン抜き」は威力を発揮することでしょう。
「気を出す」「気を感じる」から始まって、「気」を抜きます。
気が感じられるというのは、気が認識できているということです。
認識できていなければ、気を抜くことはできません。
気功初心者から気功が仕事になるレベル・開業レベルまで、一気に駆け抜けられる講座にデザインします。
気功経験者の方も、気功の施術がバージョンアップする内容になっています。
お楽しみに!
【講座名】
気を抜くことで堪能するリラクゼーションヒーリング講座
【講座代】
料金 15000円 (銀行振込またはpaypal決済可)
【場所】
東京・池袋 予定
決定後に詳しい場所の掲載をメールにてお伝えします。
【日時】
2022年3月20日 日曜日 14時から16時の2時間
【持ち物・服装】
筆記用具・動きやすい恰好
【お申込み】
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