気功に役立つ臨場感の上げる唯一の方法

苫米地さんの本を読んで、「臨場感を上げる」という意味がよくわからなかった。という感想というか質問を頂きました。

抽象度と臨場感を一緒に考えてしまうと、混乱するという人は結構いると思います。

抽象的なものと、具体的なものを同時にイメージしてしまうからだと思います。

抽象度が高いというのは、情報がシンプルになっていきます。
情報がシンプルになったとはいえ、抽象度が高いものはたくさんの情報を包摂しているので情報量は多いです。

一般的な会話で言うと、「テレビで言ってたんだけど・・・」「本に書いてあったんだけど・・・」というような会話です。
お互いに共通認識があれば、こういう会話も成立はします。

「テレビ」という言葉は、どちらかというと抽象的です。
抽象度というフィルターがあると、一般的な雑談などの会話についていけなくなることがあります。笑
「テレビは放送が流れているけど、しゃべないよ」と突っ込みたくなるような面倒な人が出来上がります。笑

「なんという番組で、誰が言っていた」となれば、具体的にはなりますが、臨場感が高い訳ではありません。

臨場感とは、「実際にその場にいるような感じ」という意味合いで使います。

話術で、臨場感を上げるには、状況説明をしてから、どんな感情になったのか?ということを相手に伝えて共感してもらいます。

松本人志のすべらない話など芸人さんの話を分析しながら聞くと、理解できると思います。

歌の歌詞も同じで、Aメロで状況説明をしてから、サビでその時の感情はどんなものだったのかを、歌詞にしています。

Adoさんが歌った「うっせぇわ」という歌詞も状況説明をしてから、「うっせぇわ」と感情を爆発させています。

 

では、抽象度と臨場感と、抽象的と具体的の違いがわかったとこで、気功のヒーリングで役立つ臨場感を上げる方法です。

脳科学では、バーチャル・リアリティー(仮想現実)なものでも、リアル(現実)と認識してしまって区別がつかないと言われています。

バーチャル・リアリティーは現代で言えば「VRゴーグル」で、実用化しています。

「現実であろうが、仮想現実であろうが、そこに臨場感が高ければ、生体反応がでてしまう。」という性質を使って、気功でヒーリングをしています。

血液に気を流したいときは、脈を取って脈から気を流したり、筋肉に気を流したいときは、筋肉をよく触って筋肉に気を流します。

骨に気を流すのには、皮膚の上からよく骨を触ることで、骨の臨場感があがり、骨に気を流すことができます。
もっと臨場感を高めるのには、実寸大の骨格模型をさわって、骨の臨場感を高めます。

臨場感を上げるのには、実体験してしまうのが、手っ取り早いです。

気の玉の臨場感を上げるには、何か実際にボールを持ちます。
ボールを離した後に、記憶を使って、イメージでボールを持っていると認識してみると、手に感触が生まれてきます。

「痛かったエピソードの話」を聞いて、実際に自分も痛みを感じることがありますが、痛みの臨場感が高いと、実際は痛くないのに痛いと感じるようなものです。

 

「浄化」というワークがありますが、浄化の臨場感を上げるとするなら、例えば温泉に行った時の記憶を使います。

温泉に入ろうと思ったら、水面に小さな虫が浮いていたとします。
水と一緒に虫を湯舟の外にバシャっと、かき出すと思いますが、気功の時は、虫を邪気だと思って、ポイっと気の玉から出すことによって、臨場感が高い気功のワークができます。

 

封入の臨場感を上げるのには、人形などをお腹だったり、何か物に押し当てて人形の抵抗感の感触をよく感じることで、封入の臨場感が高まります。

理科の実験で、牛乳瓶に火をつけたマッチを入れて、ゆで卵をのせると、ゆで卵が牛乳瓶の中に吸い込まる、という実験がありますが、そういう臨場感でも封入のレベルが上がります。

大事なことなので、もう一度書きますが、「現実であろうが、仮想現実であろうが、そこに臨場感が高ければ、生体反応がでてしまう。」という性質を使って、気功でヒーリングをしています。

こういうワークと理論は、2時間の講座で簡単に体験ができてしまいます。
講座を受講された方の知人が、伝統気功を習っていて、10年ぐらい習っても気功の初級のまま、というな感じの話がありました。

他人へのヒーリングがゴールではなく、太極拳や養生功や内気功というような自分の健康維持のための気功ということもあるかもしれませんが、我々からするとびっくりするような話です。

現代気功は科学ベースなので、汎用性が高く、ある程度の理解力があり、頭が良ければだれでもできます。
センスがよかったり、苫米地さんの本を読んでいれば、2時間の講座で、人に気功を教えられることもできます。

10年かかっても初級のままというのは、教育ビジネスや資格ビジネスの闇でもあります。

10年続けている人に、2時間で「気を感じる、気を流す、気の玉、浄化、封入、結界」ができて、しかもセルフヒーリングまでできてしまったことを伝えるのは、戦争が終わったことを知らなかった、横井庄一さんに、戦争が終わったことを告げるような居た堪れなさがあると思います。

音楽の教育ビジネスで言えば、10年も先生について習って、一度も人前で演奏をしたことがないようなものです。

気功は、人にヒーリングができるようになってからが、本番です。
音楽は、人前で演奏ができるようになってからが、本番です。

本番の臨場感は、本番でしか手に入れられないです。

 

もう一つ臨場感の話になると出てくる、ゴールの臨場感についてです。

ゴールの臨場感に抽象度という視点を入れてしまうと、訳が分からなくなる人が続出してきます。

多くの人は、物欲のゴールなのですが、モノはすでに臨場感があるので、抽象度はいじらなくても良いと思います。

社会的なゴールといったような時に、抽象度が高いと、視野が広く持てて、社会に役に立ちそうなゴールになりやすいと思います。

物欲のゴールは、よくあるような成功法則の本には、ベンツが欲しければ、ベンツを試乗しましょう。というようなことが書いてあると思います。

ただ、ベンツを試乗してしまった時に、ゴールが達成してしまう場合があります。
ゴールにおける臨場感と言った時に、ゴールに臨場感があると、現実に不満が出てくるのが正しいです。

「なんでこのベンツは自分の物ではないんだ?」と本気にならなければ、無意識は働いてくれません。

 

「ゴールに関連する画像や映像を集めましょう!」というゴール設定を教える方もいますが、画像や映像に臨場感を感じて手に入ってしまったと、脳が勘違いすると、無意識は動いてくれません。

「have to」(~しなければならない)ということがよく、苫米地さんの本に出てきますが、「have to」の「have」は「持っている」という意味もあるので、画像や映像で所有してしまうと、脳はこれ以上いらないと判断します。

現状の外側のゴール設定と言った時には、持ってないモノをゴールに設定しましょう!というのがゴール設定です。

 

お金のゴールだったら、1000万欲しいというのと、1000万なければ、ならないというのでは、同じ欲しいでも意味が違って来ます。

支払いで、いつまでに1000万必要、となれば、脳が本気を出していろんな記憶を引っ張り出してきてくれたり、いろんな案を出して解決策を練ります。

「1000万欲しいなぁ」ぐらいのゴールでは、脳はさぼり、「1000万なければ現実的にやばい」という現状に不満があると、脳が本気を出してくれるというのが、ゴール設定につかえる臨場感の高め方です。

ゴールに関しては、「身体に訊くゴール設定」の講座で詳しく解説しています。
そして、その身体にゴールを訊くのには、身体がゆるんでないと身体の声は届いて来ないので、フィジカル気功で身体開発をすることをおすすめしています。

簡単に解説をすると、ほとんどの人のゴールは頭で考えたゴールで、身体が参加してないことが、障壁になります。
足がゴールに参加していなければ、まさに足が足を引っ張ります。
目の前にゴールがあるのに、足がすくんだり、足がいうことを聞かないのはそういうカラクリもあります。

頭、手、足、腹、胸など、身体の部位を別人格ととらえて、身体の部位ごとにゴール設定をしましょう!というのが、身体に訊くゴール設定です。

 

脳科学で「臨場感」という言葉が出てくるのは、脳は、仮想現実も現実も区別がついてないので、ゴール設定やヒーリングに臨場感が使えるという話でした。

抽象度が高くても低くても、臨場感は臨場感です。
抽象度が高い臨場感は、真っ白な世界にいるようなことではありません。
抽象度が高いゴールの世界の臨場感を生成しましょう。

 

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