セミナーや講座の時は、講師の言う通りに上手く出来たのに、家に帰って練習してみたら、できなくなっているカラクリの解説です。
これは私の講座で起きた話ではなく、「他のセミナーに行った時にそういうことがありました。」という方がいた、というお話です。
セミナーや講座はおもしろいもので、講師は場を盛り上げ、講師の言うがままにワークすると、するすると成功したりするものです。
ところが、家に帰ってもう一度試してみると、うまくいかないことがあります。
気功に限らず、どんな講座やセミナーでも、講師がいて、講師がその場の変性意識や臨場感空間を作っています。
「場の共有」と言ったり、「臨場感空間の共有」と言ったりもします。
それと、ホメオスタシスの同調現象なのですが、変性意識は深い人に同調します。
ヒーラー同士の対決はほとんどありませんが、先に深い変性意識に入った方が場を支配できます。
ある100人規模のセミナーに行ったことがあるのですが、その時の講師が、視覚化が得意ではない私でも、オーラがゆらゆら見えて、受講生たちのオーラもゆらゆらと同調して行くのが見えたことがあります。
同じ内容の動画教材や音声教材では、知識は学べますが、もっと深い所の学習は、場を共有するしかありません。
その講師の方は、社交ダンスを昔やっていたらしく、姿勢もよく、センターが通っているのと、中丹田が発達していました。
変性意識を深くしたいのなら、変性意識が深い人の傍にいるのが手っ取り早いです。
仲間というのは、似たもの同士が集まるものです。
「類は友を呼ぶ」という言葉もあります。
よく会う5人の年収を5で割った金額が自分の年収に等しいなどと言われますが、実際にあり得る話ではあります。
では、高収入になりたいと思って、高収入の仲間に入れてもらいたいと近づいても、自分が高収入でなかったら、仲間に入れてもらえないのが現実です。
仲間になれる条件やルールは、言語化はできず、無意識下にあります。
ただ、きちんと実力をつけたり、仲間に加入しても良いだけの資格があると、仲間として引き揚げてくれた、ということはよくある話です。
お金の例を出しましたが、長い目でみると、お金持ちの仲間を見つけるより、趣味の仲間を見つけた方がみつけやすいし、楽しいと思います。
話を戻しますが、うちの講座はどうなのか?という疑問点です。
講座を受講された方には、気功技術を伝授します。
臨場感を増すために、わざと儀式的に伝授をします。
冠婚葬祭もそうですが、儀式的に行わないと、脳がきちんと認識してくれません。
例えば、「きみの作品がコンクールに入賞して金賞を受賞したよ。」と言われただけでは、「本当に?」で終わってしまうと思いますが、金賞の授賞式を得て実感する人も多いと思います。
それで、気功技術なのですが、気功技術自体に、深い変性意識も含まれています。
もちろん、講座では、私の場で気功技術を発火するので、よくできると思います。
先にも言った通り、気功技術自体に、深い変性意識も入っているので、できるにしろ、家に帰ったら、講座の時より上手く行ってない感がある場合もあると思います。
長く使っていると起こる問題もあります。
人は差でしかものを感じられないので、何回もやっているうちに慣れてしまって気功技術が発火しているのかわからなくなることがあります。
それと、丁寧さがなくなってしまうこともあります。
丁寧にやることと、フィードバックは大事です。
気功技術に深い変性意識も入っているので、一応は他人へのヒーリングの仕事はできますが、さらにレベルを上げたい場合は、個人の深い変性意識に落ちる訓練が必要です。
そのために、変性意識&脱力講座があります。
個人の実力で、深い変性意識に入り、気功技術を発火することで、気功のレベルが上がります。
ともあれ、講座中が一番、上手く練習できる時なので、ゴールや目標をもって講座に来て、技を習得して行くのが賢明です。
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