気功技術の全技術は必要なのか、必要ではないのかが、わかるようになる記事です。
私自身も、はじめて現代気功に触れた時は、気功技術はなんなのかよくわからかったですし、全技術伝授という言葉に魅力を感じていました。
全技術があれば、なんでもできるような気はしますよね。
全技術をパソコンのソフトで例えると、フルパッケージバージョンのようなものです。
フリーのソフトでも、使い勝手よくて、有料版に行こうとした時に、どうせなら、最高級のものにしようと、思ってしまうのが消費者の心理です。
この前のブログにも、「コンビニで本当に人間に必要なものは〇〇しか売ってない」と書きましたが、ビジネスということをわかって下さい。
最近、講座や無償遠隔ヒーリングに申し込みで来られる方で、応募資格の「ブログ読者」と書いてますが、ブログ読者の意味はわかっているのかな?と感じることがあります。
音楽で例えると、このブログがアルバムで、アルバム曲を引っさげて、ツアーを回っている感覚です。
大して、好きなアーティストでも好きな曲もないのに、ライブにはいかないと思います。
とはいえ、最近人気のバンドだから、とりあえず観に行ってみようという感覚もわかります。
がっかりさせないために工夫をして、ただただ、やり続けるしかないのですが、講座に来た方に対して「何しに来たの?」と感じることはあります。
祝福されない結婚式のようなものです。
ブログで〇〇って書いてありましたけど、あれはどういう意味ですか?とか、〇〇の記事が面白かったです。と言われると、ちゃんとブログを読んでくれていると感じ、うれしいです。
お金を払って、講座を受ければ、なんでもできるようなオートマチックさはないです。
情熱的なゴールと一緒に来てほしいです。
全気功技術は、そのアーティストの全部のアルバムをコンプリートするようなものです。
唯一すごいと思うのは「X JAPAN」です。捨て曲がほとんどありません。
甲子園でも「紅-KURENAI-」は演奏されますし、庶民権も得ているのはすごいことだと思います。
Yoshikiさんの曲に対するこだわりが凄すぎて、大量に曲を発表しないのは、なかなかできることではありません。(次のアルバムは一体いつでるのでしょうか?笑)
Yoshikiさんのコメントで、「私がもし死んだら、未発表の曲がたくさんありすぎてびっくりすると思う」というようなことは言ってました。
作曲は得意なようで、すぐに作曲はできるみたいなのですが、レコーディングの出来に納得がいかないようです。
普通のアーティストは、事務所やレコード会社から、催促され、消費されるだけの、商業的な楽曲を提供しています。
Rockが死んだ理由や、音楽産業が廃れていった背景はそこにもあると思います。
何年も愛される「名曲」と呼ばれる楽曲が少なくなった来た感じがあります。
そういった意味では「古典音楽(クラッシック)」はすごいです。
苫米地さんが「最新作こそが常に最高傑作」とよく言いますが、生産側に回ると、よくわかります。
そしてよいものだけが、「古典」として生き残ります。
あるバンドがライブで新曲ばっかりやると、ファンから過去のヒット曲を演奏してくれと、ブーイングが起こるそうなのですが、アーティストとファンのパラドックスです。
決して、ファン化して欲しいわけではなくて、気功を学ぶ者同士の集まりのような場にしたいです。
全気功技術は、使わなくなった、プロトタイプ(試作品)のようなものです。
展示品として飾っている感覚があります。
これまでの歴史を博物館にかざっている感覚もあります。
そういった意味では貴重です。全気功技術は、気功オタクや気功マニア向けです。
全気功技術の使い道としては、オリジナル気功技術をたくさん作ってみたい方が、「知識」や「どこまでどうやってできるのか?」という参考資料にはなると思います。
あとは、無償一斉遠隔ヒーリングのようなネタになるぐらいです。
展示品なので、集客という意味では最高です。
科学は日々進歩して行きます。
実際の現場では気功技術は、得意なものが3つくらいあれば、ヒーラーや気功師として仕事はできます。
全気功技術は、辞書のようなものです。
我々日本人が国語の辞書を片手に、日常会話をしないように、得意な表現をルーティン化して、コミュニケーションを充実させることはできます。
国語辞書を持っていても、一生使わない言葉はたくさんあります。
LUBなどでどんどん抽象度を上げて行きたいのに、気功技術が増えたら具体的になって下がっていくけど本当にいいの?と思います。
今までに何人か、全気功技術を欲しいと言っている方は、断っています。
これらのことをわかった上で、形式的に「押し問答」をしています。
それでもほしい方には、お渡しします。
大量の気功技術にお金を払うぐらいなら、参考書籍や大好きな楽曲をたくさん買って自己投資に回してほしいです。
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